『5時から7時までのクレオ』あらすじは?動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2022-01-29

POINT

・『5時から7時までのクレオ』(1962)は、フランスの、アニエス・ヴァルダ脚本・監督を務めた作品。

シャンソン歌手クレオが、
午後「5時から7時まで」の2時間のなかで、不安と希望を行き来している心情を表現している。登場する鏡もその象徴のひとつ。
・音楽を担当したミシェル・ルグランは、ボブ役で登場。『ピアニストのボブ』を演奏している。
関連作:『輪舞』(1950) 『アデュー・フィリピーヌ』(1962)『ロシュフォールの恋人たち』(1966) 『飛行士の妻』(1980)『緑の光線』(1985) 『パリのランデブー』(1994)

映画『5時から7時までのクレオ』あらすじ

自分が癌ではないかという疑いをもつ金髪のシャンソン歌手クレオの、検査結果が出る前の5時から7時までの心の動きをほぼ時間通りに描いた実験的作品。ほぼ実際の時間の流れに従いながら、クレオの心理や行動を共にすることになる。様々な人と出会うこの2時間で彼女は物事を別の視点から見ることを学ぶ。そして最後には明日戦争へと赴く兵士と出会う。この素材をいやみなく描いたアニエス・ヴェルダの演出も秀逸で、主演女優コリンヌ・マルシャンの魅力も印象的。ヌーヴェル・ヴァーグ最初の映画を撮影したアニエス・ヴァルダが描く実験的作品。左岸派らしくスタティックな演出でクレオの変化を描き出す。

映画『5時から7時までのクレオ』予告動画

映画『5時から7時までのクレオ』基本情報

邦題5時から7時までのクレオ
原題Cléo de 5 à 7
公開年1962年
上映時間1時間30分
監督アニエス・ヴァルダ
キャストクレオ・・・コリンヌ・マルシャン
ボブ・・・ミシェル・ルグラン
サイレント映画の女・・・アンナ・カリーナ
サイレント映画の男・・・ジャン=リュック・ゴダールエディ・コンスタンティーヌ
ジャン=クロード・ブリアリ
ジョルジュ・ドゥ・ボールガール
サミー・フレイ
音楽ミシェル・ルグラン
受賞歴
制作カルロ・ポンティ、ジョルジュ・ドゥ・ボールガール/東宝東和

関連作品

『輪舞』(1950)

『アデュー・フィリピーヌ』(1962)

『ロシュフォールの恋人たち』(1966)

軍港の町ロシュフォールにめぐってきたお祭りの季節。旅芸人のエチエンヌとビルのコンビが到着しショウの準備を始めた。美しい双子の姉妹ソランジュとデルフィーヌも、新しい恋の予感を感じ思わず歌い出す。町に駐屯している水兵マクサンス、彼が訪ねたカフェのマダムで姉妹の母であるイヴォンヌ、彼女のかつての恋人手シモン・ダム、その友達の著名な作曲家アンディ。町中が沸き立つ週末の3日間に、彼等の出会いが交錯しては新たな恋が生まれ、かつての恋が再燃する―。
出典:Amazon

『飛行士の妻』(1980)

法科に通う苦学生フランソワは夜はパリ東駅の郵便局で働いている。彼には少し前まで付き合っていたOLのアンヌという恋人がおり、いまだ未練を断ち切れない。そのアンヌには妻子持ちの愛人クリスチャンがいたが、いきなり彼女に絶縁をせまってきた。フランソワはアンヌにつきまとうが相手にされず、偶然見かけた、別の女といるクリスチャンを追跡するうち、同じバスに同乗していたリセエンヌ、リュシーが彼の尾行に気づいて、さらにその後ろをついてくる……。
出典:Yahoo!映画

『緑の光線』(1985)

友人にバカンスの予定をドタキャンされ、寂しさを隠せない独身女性・デルフィーヌ。偶然出会った知り合いに別荘を借りることになった彼女は、そこで思わぬ光景を目にする。
出典:Amazon

映画『5時から7時までのクレオ』口コミ(見どころ・感想)

映画『5時から7時までのクレオ』口コミ(見どころ・感想)

2時間という時間に・・・
~見どころ~ アニエス・ヴァルダ監督のフランス映画です。主人公で歌手のクレオは癌の疑いがあり病院で検査をします。
病院からの検査結果を待つ2時間を描いているストーリーで、その2時間の間に恋人との時間や仕事仲間との時間、友人に会ったり、カフェで過ごす時間があります。
見知らぬ人との出会いもあり会話をしたり、街中の人々の何気ない日常を眺めたりなどクレオが不安と共に過ごす2時間が描かれています。
不安と共に過ごしますが、大切な恋人や友人、仲間達との時間や自分へ向けてくれる想いや何気ない日常の風景を感じる時間のかけがえのなさにも気づける時間で、クレオの心情の変化が良く描かれている映画です。
街並みの美しさや映像も楽しめます。~感想~ 映像の美しさにとても惹き付けられました。モノクロの映画なのに、初めのタロット占いのシーンだけカラーでタロットの色鮮やかさが美しく芸術性のある映像にみえました。映画の内容は主人公のクレオが癌の検査結果を待つまでの2時間を描いていて、クレオの不安に満ちたどんよりする時間なのですが、ひとつひとつのシーンがどれも美しくみえました。友人達と過ごす時間やカフェでの時間、公園を歩く時間などどれも不安や絶望と隣り合わせなのに何気ない日常や大切な人達との時間のかけがえのなさに気づかされる時間に思えました。見知らぬ男性との出会いもあり、検査結果を聞くことになります。その事実と現実を受け入れ希望をみて前を見つめるクレオの気持ちの強さを感じられる顔が印象深かったです。

映画『5時から7時までのクレオ』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数6.757.93.83.8
評価サイトの特徴・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い・海外オンラインデータベース ・Amazon運営・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!?・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営
本作品の評価情報は2023年9月16日時点のものです。