映画『アラバマ物語』動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2022-03-12

POINT

・『アラバマ物語』(1962)は、小説家ハーパー・リーの同名小説を映画化した作品で、
法廷、人種差別、貧困など色んな要素を含んでいる

・『アラバマ物語』の舞台はアメリカ南部。弁護士アティカス・フィンチを演じたのは『子鹿物語』『ローマの休日』で知られるグレゴリー・ペック。第35回アカデミー賞(1962年)では主演男優賞を受賞した。
・弁護士アティカス・フィンチは、アメリカ映画協会「映画の登場人物ヒーローベスト50」の第1位にも選出された。
・関連作: 『ボーイズ’ン・ザ・フッド』(1991) 『評決のとき』(1996)『グリーンマイル』(1999) 『マーシャル 法廷を変えた男』(2017) 『デトロイト』(2017) 『黒い司法 0%からの奇跡』(2019) 『コリーニ事件』(2019)

映画『アラバマ物語』あらすじ

不況の風吹く1932年、南部のアラバマ州。幼い息子と娘を抱える弁護士フィンチに、暴行事件で訴えられた黒人トムの弁護の任が下る。だが偏見根強い町の人々は黒人側に付いたフィンチに冷たく当たるのだった……。

映画『アラバマ物語』予告動画

映画『アラバマ物語』基本情報

邦題アラバマ物語
原題To Kill A Mockingbird
公開年1962年
上映時間2時間9分
監督ロバート・マリガン
キャストアティカス・フィンチ・・・グレゴリー・ペック
ヘック・テイト保安官・・・フランク・オーヴァートン
デュボース夫人・・・ルース・ホワイト
トム・ロビンソン・・・ブロック・ピーターズ
ブー・・・ロバート・デュヴァル
ジェム・・・フィリップ・アルフォード
スカウト・・・メアリー・バダム
音楽エルマー・バーンスタイン
受賞歴・第35回アカデミー賞(1963年)主演男優賞/美術賞/脚色賞
・第20回ゴールデングローブ賞(1963年)主演男優賞(ドラマ部門)/作曲賞
制作アラン・J・パクラ、アーロン・ステル/ユニバーサル映画

関連作品

『ボーイズ’ン・ザ・フッド』(1991)

犯罪多発地区として有名なロサンゼルス、サウスセントラル地区。この危険な街でトレ、リッキー、ダウボーイの幼友達は生まれ育った。トレは厳格な父フューリアスのもとで育てられ、恋人と堅実な生活を夢見る若者。リッキーはフットボールの名選手でスカウトが来るほどの有望株。かたや兄のダウボーイはストリート・ギャングに身を持ち崩してしまっていた。そんな3人に凶悪なギャング集団クレンショー組が突然襲撃を仕掛けて来た!
出典:Amazon

『評決のとき』(1996)

アメリカのベストセラー作家ジョン・グリシャムのデビュー作をもとにした法廷サスペンス。ミシシッピー州の街カントンで10歳の黒人少女が二人の白人青年に暴行を受けるという事件が起った。娘の哀れな姿に心を傷めたその父カール・リーは、マシンガンを持って裁判所に出向き、その青年2人を射殺してしまう。新米弁護士として働くジェイクは有能な法学生エレンの助けを借りてカール・リーの弁護を務める事になるが……。
出典:Yahoo!映画

『グリーンマイル』(1999)

『マーシャル 法廷を変えた男』(2017)

まだ人種差別が色濃く残る、1941年の米コネティカット州。
黒人運転手ジョゼフ(S・K・ブラウン)が、白人女性エリー(K・ハドソン)への強姦罪と殺人未遂の容疑で起訴される。
全米黒人地位向上協会の弁護士マーシャル(C・ボーズマン)は、地元の弁護士フリードマン(J・ギャッド)を相棒にして、裁判を戦うことに。
しかし、彼は差別主義者の判事から法廷での発言権を奪われ、さらにマスコミからの激しいバッシング、町の白人達からも襲撃を受ける。
そんな絶体絶命の状況の中、事件に隠された嘘が次々と明らかになり…。
出典:Amazon

『デトロイト』(2017)

1967年7月、暴動発生から3日目の夜、若い黒人客たちで賑わうアルジェ・モーテルに、銃声を聞いたとの通報を受けた大勢の警官と州兵が殺到した。
そこで警官たちが、偶然モーテルに居合わせた若者へ暴力的な尋問を開始。
やがて、それは異常な“死のゲーム"へと発展し、新たな惨劇を招き寄せていくのだった・・・
出典:Amazon

映画『アラバマ物語』口コミ(見どころ・感想)

映画『アラバマ物語』口コミ(見どころ・感想)

真の勇気とは、そして人間の良心とは・・・
~見どころ~ 舞台は、アメリカ南部のアラバマ州で、妻を失い、まだ幼い子供を一人で育てる弁護士フィンチに、ある日暴行事件の容疑者とされた黒人青年の弁護の仕事が入ります。
しかし、当時人種差別と偏見が渦巻くアメリカで、黒人側についたフィンチに風当たりは、どんどん強くなっていきます。しかし、あくまで真実を求めるフィンチの揺るぐことのない姿勢を描いた作品で、黒人青年の弁護を最後まで、差別意識なく勤める、誠実で正義感あふれるフィンチ弁護士の姿に感動する、不朽の名作です。フィンチ弁護士役のグレゴリー・ペックは、本作で1962年度アカデミー主演男優賞、ゴールデングローブ主演男優賞を受賞し、またAFIによる「歴代ヒーロー・ベスト50」の第1位に選ばれました。グレゴリー・ペックの見事な演技、そして、巧みな演出により、一層の感動を呼び起こす、映画史に残る素晴らしい作品です。~感想~ 1962年のアカデミーで主演男優賞、ゴールデングローブ主演男優賞を受賞した、グレゴリー・ペックの演技が静かながらも真に迫っていてとても素晴らしかったです。物語は、娘の回想記で綴られていて、人種差別や偏見そして憎悪の中で、弱者の側につくことにどれほどの勇気がいることか、それを身をもって当時の民衆の前で示した父親に対する、深い愛情と尊敬をこめて描かれているのがより強い感動を誘います。真の勇気とは、そして人間の良心とは、そういったテーマは時代と共に国境を超えて普遍的な意味を持っていますが、それを見せかけのヒューマニズムでむやみに大きく叫ぶのではなく、民衆の心に粛々と語り掛けてくるように描かれているのが、他の類似作品とは、違う素晴らしい魅力があるように感じました。あまりに不合理で歪みきった観方がされた裁判とその結末は,観ている人により一層の悲しさを感じさせると思います。このような内容の構成と演出を両立させた本作品の素晴らしさと,その内容,人としてのあるべき不偏のテーマの奥深さへの融合に、強い感銘を受けました。
見る側の良心に訴えかけ、答えることの難しい質問を投げかけて終わる、いわゆる「考えさせる」タイプの映画でした。
~見どころ~ 一番のみどころは、間違いなくこの映画のクライマックスである法廷のシーンです。黒人差別のはびこる街の法廷で、罪に問われた黒人青年を弁護して弁護士アティカスが行う最終弁論のシーンが最も印象に残ります。アティカス役を演じる名優グレゴリー・ペックが7分超に渡る演説で陪審員の良心に静かに語りかけるシーンは、この映画で恐らく最も有名なシーンでしょう。またこの裁判が終わったあと、アティカスが退廷するシーンにも注目です。このシーンはこの映画中で最も切なく美しいシーンと言ってもよく、何度見ても涙なしに見ることができません。そして原題である「ものまね鳥を殺す」(To Kill a Mockingbird)という言葉の意味についてアティカスと子供達が遣り取りするシーンがあります。これは静かな淡々とした親子の会話ではありますが、この映画のテーマに関わる最も重要なシーンであると言えるでしょう。~感想~ 全体として特にアクションがあるわけでもなく、スペクタクル的シーンがあるわけでもなく、淡々と静かに話が進む渋い映画です。法廷ものの映画は最後に正義が悪を成敗してすっきりカタルシスを得られるものも多いですが、この映画はそういう感じではありません。見る側の良心に訴えかけ、答えることの難しい質問を投げかけて終わる、いわゆる「考えさせる」タイプの映画でした。またこの映画では当時のアメリカ南部の黒人差別が中心的に描かれていますが、よく見てみるとそれ以外にもいろいろな社会的弱者が描かれています。その中でひとりブーと呼ばれる謎めいた男がおり、弁護士アティカスの子供達とこのブーの交流が映画全体を通じて描かれているのですが、これがちょっとサスペンス的要素もあって面白かったです。

映画『アラバマ物語』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数7.78.34.04.2
評価サイトの特徴・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い・海外オンラインデータベース ・Amazon運営・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!?・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営
本作品の評価情報は2022年12月4日時点のものです。