映画『ウイークエンド』動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2022-09-23

POINT

・『ウイークエンド』(1967)は、ジャン=リュック・ゴダール監督による皮肉たっぷりの社会風刺した映画。
・ジャン=リュック・ゴダール監督は本作『ウイークエンド』を持って商業映画と決別した。
・10分間にも渡る車の大渋滞シーンは有名!で『ラ・ラ・ランド』(2016)で引用された。
・関連作:『気狂いピエロ』(1965)『勝手に逃げろ/人生』(1979)『フォーエヴァー・モーツアルト』(1996)『ゴダールのマリア 』(1984)

映画『ウイークエンド』あらすじ

互いに不倫をしている一組のブルジョア夫婦ロランとコリンヌ。二人の目下の心配事はコリンヌの父親の危篤。といっても母親が遺産を独り占めしやしないかと気が気でないだけ。土曜日の朝、さっそくコリンヌの実家へ向けて愛車を駆った。しかし、出発早々隣人から銃弾をぶっ放され、ほっとする間もなく、郊外へ向かう車の渋滞に遭遇。いつしか、渋滞の列は集団ヒステリー状態になり、信じられない事件が連続する。セスナが墜落し、人肉を食べる者までが出る始末。この狂気の宴はいつまでも続き、彼らの週末は絶望的なものになるのだった。

映画『ウイークエンド』予告動画

映画『ウイークエンド』基本情報

邦題ウイークエンド
原題Week-end
公開年1967年
上映時間1時間44分
監督ジャン=リュック・ゴダール
キャストロラン・デュラン・・・ジャン・ヤンヌ
コリーヌ・デュラン・・・ミレーユ・ダルク
FLSO指導者・・・ジャン=ピエール・カルフォン
グロ・プーセ・・・イヴ・アフォンソ
FLSOメンバー・イヴ・・・イヴ・ベネトン
FLSO活動家/事故に遭ったブルジョワ娘・・・ジュリエット・ベルト
農場から来た男・・・ミシェル・クールノ
アフリカの兄弟・・・オマール・ディオップ
オートストッパー・・・ジャン・ユスターシュ
ピアニスト・・・ポール・ジェゴフ
放浪者・・・ジャン=クロード・ギルベール
エミリー・ブロンテ・・・ブランディーヌ・ジャンソン
ジョジョ氏・・・ルイ・ジョジョ
FLSO指導者の妻・・・ヴァレリー・ラグランジュ
料理人エルネスト/FLSOの肉屋・・・エルネスト・メンツェル
黒人・・・サンヴィ・パヌー
音楽アントワーヌ・デュアメル
ギイ・ベアール
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
受賞歴
制作フィルム・コペルニック、アスコット・シネライド、コマチコ、リラ・フィルム/フランス映画社、ATG、アトス・フィルム

関連作品

『気狂いピエロ』(1965)

監督:アンヌ=マリー・ミエヴィルジャン=リュック・ゴダール(ハンス・リュカス)

キャスト:ブリュノ・クレメール、オーロール・クレマン、レベッカ・ハンプトン、ミリアム・ルーセル

『勝手に逃げろ/人生』(1979)

テレビ番組のディレクター、ポールは元同僚で冷めた恋人ドゥニーズの企画に協力しようとするが失敗、元妻と娘との食事は最悪な雰囲気に終わる。
そんな中、ポールは娼婦イザベルを街で買う。
出典:Amazon

『フォーエヴァー・モーツアルト』(1996)

哲学の教師のカミーユ。
彼女は紛争中のサラエボでミュッセの戯曲『戯れに恋はすまじ』を上演しようと、
従弟のジェロームとメイドのジャミラと共に旅に出る。やがて彼らを過酷な運命が待ち受ける。
一方、カミーユの父で映画監督のヴィッキーは、ヨーロッパ合作映画『宿命のボレロ』の撮影を開始する。
出典:Amazon

『ゴダールのマリア 』(1984)

「マリアの本」――ある中年夫婦は今、まさに離婚しようとしていた。母から父が出ていくと告げられた11歳の娘マリーは何の感情も表さなかった。やがて父が家を出ていくと、マリーには母と父のもとを往復する生活が始まった……。「こんにちは、マリア」――タクシー運転手のジョゼフは高等中学の学生ジュリエットから求婚を迫られるが、彼が恋していたのは彼女の同級生マリーだった。しかし、マリーは相手にしてくれない。ある日、天使ガブリエルがジョゼフのタクシーに乗りマリアのもとへとやって来た……。
出典:Yahoo!映画

映画『ウイークエンド』口コミ(見どころ・感想)

映画『ウイークエンド』口コミ(見どころ・感想)

そうなんです、ゴダール監督ってけっこうユーモアを入れてくるのです。
~あらすじ~ ジャン・リュック・ゴダール監督による不条理感覚あふれる映像感覚が強烈です。文学が好きな方なら、カフカやらコルタサルやらといった不条理小説のシチュエーションを思い出すかもしれません。ありえないくらいの長い長い渋滞の列とか、血みどろの交通事故の現場とか、左翼ゲリラのキャンプとか。そういう不条理な出来事がどんどん起こる中で、主人公たる男女カップルがそうしたショッキングな風景にはとことん無反応、実に些末な点ばかりにイライラする俗物ぶりを発揮するのがこれまた不条理感いっぱいなわけです。特に見どころとなるのは、渋滞の列の描写でしょうか。悪夢そのもののような、永遠に続くかと思われるような車列を、カメラが長回しでじーっと、ひとつひとつの車内を覗き込みながら撮影し続けます。それぞれの車の中でも、それぞれ不条理なドライバーが何かしら不条理なことをやり続けているのですが、何らかの「意味」にまとまりそうで、まとまることもなく。ともかく不安で不穏、宙ぶらりんな気持ちにさせられる「怪・名場面」です。~感想~ ジャン・リュック・ゴダール監督といえば「こむずかしい」「わけがわからない」という先入観で敬遠されている方も多いかと思いますが、本作は、そういう方にも入りやすい映画ではないでしょうか?あくまでも抽象的でシュールな映画ではありますが、車どうしが衝突したり、車が炎上したり、マシンガンを持ったゲリラが追いかけてきたりと、いろんな「事件」が起こるからです。とにかく無意味に人が死にますし、無意味に車が破壊されますし、不安な気持ちにさせられる映画でありつつも、いっぽうで見方を変えると、壮大な「ブラックユーモア映画」とも取れるわけです。そうなんです、ゴダール監督ってけっこうユーモアを入れてくるのです。どう見ても現実とは思えないこの映画の中の出来事も、「こんどはいったいなんじゃい?!」と苦笑しながら見ることができます。ゴダール監督作品が苦手な人も、ぜひ、試してみてほしい作品です。

映画『ウイークエンド』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数6.677.03.83.7
評価サイトの特徴・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い・海外オンラインデータベース ・Amazon運営・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!?・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営
本作品の評価情報は2023年8月9日時点のものです。