POINT:
・『セブン』(1995)はタイトルとおり、キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人事件を取り扱った作品。
・劇作中、やたらと常に降り続くように見える「雨」が気になるだろう。
・デヴィッド・フィンチャー監督関連作品:『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『ソーシャル・ネットワーク』『ゴーン・ガール』
・関連作: 『羊たちの沈黙』(1990) 『CURE キュア』(1997) 『殺人の追憶』(2003) 『ソウ』(2004) 『プリズナーズ』(2013)

映画『セブン』

キリスト教“七つの大罪”をモチーフにした衝撃のサイコ・サスペンス!
~あらすじ~
退職間近のベテラン刑事・サマセットは、新人刑事・ミルズとともに残虐な連続殺人事件を追っていた。そして今日もまたひとり、猟奇殺人犯の餌食となった者が。被害者は巨漢の大男で、自分の汚物と食べ物に埋もれて死んでいた。死因は強制的に食べ物を摂取したことによる内蔵破裂という、驚くべきものだった。そして現場には“大食”と書かれた、犯人からのメッセージが残されていた。

出典:Rakuten TV

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映画『セブン』予告動画

Se7en (1995) Official Trailer

映画『セブン』配信状況

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映画『セブン』監督・キャスト、原作紹介

映画『セブン』基本情報

本作(タイトル)セブン/SE7EN
公開年1995年
上映時間/再生時間2時間7分
監督デヴィッド・フィンチャー
キャストデイビッド・ミルズ刑事・・・ブラッド・ピット
ウィリアム・サマセット刑事・・・モーガン・フリーマンジョン・ドウ・・・ケヴィン・スペイシー
トレーシー・ミルズ・・・グウィネス・パルトロウ
警部・・・R・リー・アーメイ
カリフォルニア・・・ジョン・C・マッギンレー
マーティン・タルボット地方検事・・・リチャード・ラウンドツリー
SWATの警官・・・ボブ・スティーヴンソン
売春宿の受付の男・・・マイケル・マッシー
ジョン・ドウの弁護士 マーク・スワー・・・リチャード・シフ
配達人・・・リッチモンド・アークエット
死体・・・アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
911オペレーター・・・ハリス・サヴィデス
警官・・・チャールズ・S・ダットンジョージ・・・ホーソーン・ジェームズ
タクシードライバー・・・アンドレ・ヒューレス
FBIの男・・・マーク・ブーン・Jr
マッサージ店にいた被害者の男・・・リーランド・オーサー
音楽
ハワード・ショア
主題歌:The Hearts Filthy Lesson デヴィッド・ボウイ
主な受賞歴
制作会社/配給元アーノルド・コペルソン、スティーヴン・ブラウン、ニュー・ライン・シネマ/ギャガ・コミュニケーションズ

映画『セブン』原作紹介

脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー

映画『セブン』関連作品

サイコものの金字塔も入れてみました!『羊たちの沈黙』(1990)は名作ですよね。


「パラサイト 半地下の家族」(2019)で、第92回アカデミー賞/監督賞/国際長編映画賞/脚本賞を受賞したポン・ジュノ監督作品『殺人の追憶』(2003)があります。はまるかも!?

 

 

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『羊たちの沈黙』(1990)

~あらすじ~
女性を誘拐し、皮を剥いで殺害する連続殺人事件の捜査を任命されたFBI訓練生のクラリス。彼女に与えられた任務は9人の患者を惨殺して食べた獄中の天才精神科医レクター博士に協力を求め、心理的な面から犯人に迫ることだった。レクター博士は捜査に協力する代償に、彼女自身の過去を語らせる。息詰まる心理戦の果てに導き出された答えとは?

出典:Amazon

監督:ジョナサン・デミ
脚本:テッド・タリー
原作:トマス・ハリス
出演:ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキン、ススコット・グレン

アカデミー賞主要5部門独占受賞作品!
・第64回アカデミー賞(1992年)作品賞/監督賞/主演男優賞(アンソニー・ホプキン)/主演女優賞(ジョディ・フォスター)/脚色賞

 

『羊たちの沈黙』(1990)はこちらから

『CURE キュア』(1997)

~あらすじ~
奇妙な殺人事件が立て続けに発生していた。それぞれの事件の犯人につながりはないが、犠牲者の首から胸にかけてがX字型に切り裂かれていること、いずれの加害者も事件直後に犯行現場付近で逮捕されること、そして犯行の直前まで犯人に明確な殺意がなかったことが共通していた。やがて、一連の事件に関連のある人物として記憶喪失の放浪者、間宮が浮かび上がる。マインドコントロールによる猟奇殺人を描くサイコサスペンス。

出典:Yahoo!映画

監督:黒沢清
出演:役所広司、萩原聖人

『殺人の追憶』(2003)

~あらすじ~
1986年10月23日、農村で若い女性の変死体が発見される。地元の刑事パク(ソン・ガンホ)は地道な取り調べを始めるが、現場は大勢の見物人で荒らされ、なかなか証拠がつかめない。やがて、第ニの事件が起きてしまう。

出典:Yahoo!映画

監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ、キム・サンギョン

 

ポン・ジュノ監督関連作はこちらから

 

『ソウ』(2004)

~あらすじ~
【シチュエーション1】老朽化したバスルームで目覚めた2人の男、ゴードンとアダム。それぞれ足首に鎖をはめられている。2人の間には、自殺死体。まったく見当がつかない“状況”に散乱する2人。テープ・レコーダー、“再生せよ”と書かれたテープ、一発の弾、タバコ2本、着信専用携帯電話、そして2本のノコギリ。耳障りな秒針の音と共に告げられたのは、「6時間以内に相手を殺すか、2人とも死ぬか」だった。ここは真っ白な地獄なのか?白く広い浴室につながれた2人。生きるために相手を殺せ…逃げる方法はある。その【正解】に届いた瞬間、究極の選択を見る!

出典:Rakuten TV

監督:ジェームズ・ワン
出演:ケイリー・エルウィズダニー・グローヴァー

 

『プリズナーズ』(2013)

~あらすじ~
ペンシルヴェニア州で小さな工務店を営むケラー(ヒュー・ジャックマン)の幸せに満ちた日常は、何の前触れもなく暗転した。感謝祭の日、6歳の娘アナがひとつ年上の親友と一緒に外出したまま、忽然と消えてしまったのだ。まもなく警察は青年アレックス(ポール・ダノ)を容疑者として拘束するが、自白も物証も得られず2日後に釈放。刑事ロキ(ジェイク・ギレンホール)の生ぬるい対応に不満を隠せないケラーは、アレックスがふと漏らしたひと言から、彼が犯人だと確信し、自らの手で口を割らせようとする。最愛の娘を取り戻したい一心で、法律とモラルの一線を踏み越えていく父親。粘り強い捜査によって、新たな容疑者の存在を突き止めていく刑事。もがけばもがくほど混迷が深まるこの難事件の背後には、想像を絶する闇が広がっていた…。

出典:Rakuten TV

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール

映画『セブン』口コミ(見どころ・感想)

映画『セブン』口コミ(見どころ・感想)

「7つの大罪」

~見どころ~
キリスト教の「7つの大罪」に沿って起きる連続殺人が描かれています。
あまりキリスト教になじみがない日本人には分かりにくい表現もありますが、物語の構成はとても面白いです。

最大の注目ポイントはこの事件を追うふたりの刑事。

定年間際のサマセットとまだ若いミルズ。

常に落ち着いているサマセットに対して、ミルズは激情的な部分があります。この激情的なところが物語に大きく関わってくるので要チェックです。
それぞれの殺人現場は凄惨で、そこには「7つの大罪」の言葉が残されています。
「貪欲」や「怠惰」など。
ラストシーン間際で、犯人”ジョン・ドゥ”が語る言葉も、興味深く、この物語を象徴しているかのような内容です。
ここもしっかり聞いておくと、ラストが理解できるかと思います。

~感想~
余り馴染みのない文化が題材なので、前半部分は少しテンポが悪く感じました。

ミルズのスラングを使う軽い口調(激したときにスラングを使いますが)に対して、サマセットの落ち着きがいいです。
このサマセットの演技が見覚えがあるなぁと思って調べてみたら、映画『ショーシャンクの空に』で主人公の友人であったレッドを演じていた方なんですね。
どこか諦観を抱えたような、様々な体験をしたからこそでるような味のある演技がよかったです。
物語の終わりの方で、犯人”ジョン・ドゥ”(これは「名無しさん」的な意味なのですが)が語ることも興味深かったです。
彼の話を聞いてふと思い出したのは「このご時世で『正気』でいられる方がおかしい」と誰だったかが言っていた言葉。
ジョンは確かに異常者ではありますが、この一連の事件については彼なりの「正気」の中で行われたものなのでしょう。
最後にミルズが直面した現実は衝撃でした。
彼の妻は身ごもっていて、サマセットに「こんな街で子どもを産むのは怖い」というようなことを相談していました。
それがジョンが語っていたこと、そして結末に繋がっていて悲しく、そして恐ろしかったです。

常にピンと張りつめた緊張感があり、その緊張感が何とも不気味で癖になります。

~見どころ~
ラストのどんでん返しと胸糞の悪さは作品を見たことがない方でも聞いたことがあるのではないでしょうか。
ラストの展開は映画史にも刻まれるくらいの衝撃度だと思います。
まずこの映画の世界観にマッチした独特のジメジメとした映像美が、何ともおしゃれな感じで素晴らしいです。
特に雨の日の雰囲気や色使いはとても神秘的でいて、どこか不気味さも感じさせてくれます。
連続して起きる猟奇殺人を追う若き刑事をブラッド・ピットが演じておりますが、めちゃくちゃかっこいいです!
咥えタバコでロングのコートを羽織った佇まいは、色気もありまさにこれぞブラピといった印象です。
相棒の定年が間近に迫ったベテラン刑事をモーガン・フリーマンが演じておりますが、こちらもまた渋くて堪りません!
何より冷静で常に落ち着いた雰囲気を出しており本当に名コンビだと思います。
所々にグロい描写がありますが、犯人の残虐性と異常っぷりを表現してくれており、姿の掴めないもどかしさと緊張感が、ストーリーを通じて伝わってきます。
そして問題のラストシーン。まさに必見です!

~感想~
聖書にある“七つの大罪”に沿って猟奇殺人を繰り返す犯人を熱血刑事と引退目前のベテラン刑事がタッグを組んで追いかけます。

いつもいいところまではたどり着くものの、なかなか犯人の尻尾を掴めない中、ひとつまたひとつと殺人が行われます。
とくに派手な爆破シーンや戦闘シーンなどは無いため、淡々とストーリーは進んでいく印象ですが、ストーリー全体に常にピンと張りつめた緊張感があり、その緊張感が何とも不気味で癖になります。
衝撃のラストシーンは観終わった後に最高の胸糞悪さを感じさせてくれます。
後味がこんなにも悪い映画をよく作ったものだと感じてしまいました。
正義をも超越した犯人が仕掛けた残酷な最後は、観ているほうとしても唖然としてしまいましたし、とても辛く、物凄く悔しい気持ちになりました。
ただ、それでもまた時間が経つと見返したくなる不思議な作品であり名作だと思います。

猟奇的な殺人犯って、きっとこんな感じなんでしょうね。

~見どころ~
ラストシーンの後味の悪さが有名な作品なので、ネタバレは見ずに何も知らない状態で最後まで見て欲しいです。
2人の刑事が、連続殺人犯を捕まえるのが主なストーリーです。犯人の動機はまったく意味不明ですが、猟奇的な殺人犯って、きっとこんな感じなんでしょうね。
連続殺人の背景には宗教的な事柄が関連しているのですが、殺し方が実に悪趣味でなかなかグロいです。普通に死んでてもつまらないですが。
でも、きちんとストーリー性が確保されており、ただただ人を殺している・殺したいという感じではなく知能犯なところがあるのでミステリーとしても楽しめます。
一応、最後は犯人逮捕までたどりたどり着き、無事に事件は幕を閉じますが、これは犯人の勝ちなのかどうかのか。

賛否の分かれるラストだと思います。

~感想~
グロめな映画が好きなので、好みな作品でした。

ラストの描き方がヒューチャーされる本作ですが、そこに行きつくまでの過程が実に複雑で、ラストまでの色んなふせんが敷かれているからこそ、最後が引き立つストーリーなんだと思います。
こんなことを計画していた猟奇的な犯人は最後まで、何を考えているか分からず、そこもミステリーな感じで面白いです。ブラピとモーガンフリーマンのペアの掛け合いも面白く、よき相棒って感じです。
ちょっとモーガンフリーマンにダークな一面があるのも魅力的ですね。
見終わった後の考察が好きな人にはもってこいです。
見終わった後は、かなり暗い感じになるので是非、鑑賞は夜かしと、シトシトと雨の降る日暗い休日に鑑賞されることをお勧め致します。

映画『セブン』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb
(10点満点)
Filmarks
(5点満点)
Yahoo!映画
(5点満点)
点数7.638.64.04.15
評価サイトの特徴・映画情報/上映中の映画に!
・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い
・海外オンラインデータベース
・Amazon運営
・急成長中! SNSシェア強し
・過去作品、評価も厳しめ!?
・最初に見る。評価甘めかな!?
・Yahoo!運営

本作品の評価情報は2022年11月5日時点のものです。

まとめ

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