・『ファイト・クラブ』(1999)は、チャック・パラニュークの同名小説を映画化した作品。
・「ファイト・クラブ規則第一条、ファイト・クラブについて口にしてはならない。」
・『ファイト・クラブ』は、小説、映画とも主人公の一人称視点で進行する。かつ主人公の名前は終盤まで明らかにされない。とは言え、映画版で主人公が朗読する古本に書かれている人物の名を取って「ジャック」と呼ぶ場合がある。映画版は小説版との違いも多い。
・暴力、血、ドラッグ、自己破壊的など滅茶苦茶な要素も含むことから『時計じかけのオレンジ』『トレインスポッティング』に通ずるものがあるのではなかろうか!?
・2001年の9・11アメリカ同時多発テロを、欧米先進国の資本主義社会・グローバリズムにあえぐ市民の立場から、予見した作品とも言えようか。
・『ファイト・クラブ』の主題歌は、ピクシーズの「ホエア・イズ・マイ・マインド」。
・関連作:『タクシードライバー』(1976)『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007)『宮本から君へ』(2019)
映画『ファイト・クラブ』あらすじ・動画
映画『ファイト・クラブ』あらすじ
~あらすじ~
不眠症に悩む若きエリートのジャック。彼の空虚な生活は謎の男、タイラーと出会ってから一変する。自宅が火事になり、焼け出されたジャックはタイラーの家へ居候することに。「お互いに殴り合う」というファイトにはまっていく二人のもとに、ファイト目当ての男たちが集いあうようになる。そして秘密組織“ファイト・クラブ”がつくられた!出典:Amazon
映画『ファイト・クラブ』予告動画
映画「ファイトクラブ」
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映画『ファイト・クラブ』監督・キャスト、原作紹介
映画『ファイト・クラブ』基本情報
本作(タイトル) | ファイト・クラブ/Fight Club |
公開年 | 1999年 |
上映時間/再生時間 | 2時間19分 |
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
キャスト | ナレーター・・・エドワード・ノートン タイラー・ダーデン・・・ブラッド・ピット マーラ・シンガー・・・ヘレナ・ボナム=カーター ロバート・ポールセン・・・ミート・ローフ リチャード・チェスラー・・・ザック・グルニエ トーマス・・・デヴィッド・アンドリュース 空港の警備警官・・・ボブ・スティーヴンソン リッキー・・・アイオン・ベイリー エンジェル・フェイス・・・ジャレッド・レト |
音楽 | ザ・ダスト・ブラザーズ 挿入曲:”Where Is My Mind?” ピクシーズ |
主な受賞歴 | ― |
制作会社/配給元 | アート・リンソン/20世紀フォックス |
映画『ファイト・クラブ』原作紹介
原作:「ファイト・クラブ」(早川書房) チャック・パラニューク
映画『ファイト・クラブ』関連作品
映画『ファイト・クラブ』(1999)は、社会への不満と自己のアイデンティティ探しを描いた衝撃的な作品であり、関連作として『タクシードライバー』(1976)『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007)『宮本から君へ』(2019)を挙げてみました。
『タクシードライバー』(1976)は孤独な男が社会からの疎外感に苛まれ、暴力によって自分の存在を証明しようとする物語で、主人公トラヴィスと『ファイト・クラブ』の語り手はともに「現代社会の歪みの犠牲者」として描かれます。社会の秩序から逸脱することで自己を確立しようとする点は両作の大きな共通点です。
『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007)では、青年クリスが既存の社会制度や物質主義から逃れ、自然の中で本当の自分を探そうとします。これは『ファイト・クラブ』の消費社会批判と重なり、不要なものを手放すことで真実の自由を求めるというテーマが響き合います。違いは、クリスが自然を選んだのに対し、タイラー・ダーデンは暴力と破壊で社会を壊そうとした点にあります。
さらに日本映画『宮本から君へ』(2019)は、仕事や恋愛に不器用ながらも全力でぶつかる主人公・宮本の姿を通して「痛みを伴っても真摯に生きる」ことを描いています。『ファイト・クラブ』が暴力を通じて「生きている実感」を得ようとしたように、宮本もまた社会の理不尽と闘い、血と汗にまみれて自己を証明しようとする姿が強烈に共鳴します。
制作秘話として、『ファイト・クラブ』は当時の20世紀フォックスが企業批判的なテーマを懸念し、公開時には賛否が真っ二つに割れたと言われています。今ではカルト的評価を受け、挑発的な映像表現やブラッド・ピット、エドワード・ノートンの演技が語り継がれています。これらの関連作と並べることで、『ファイト・クラブ』は「現代社会における孤独と自己探求」という普遍的なテーマを、最も過激な形で表現した作品であることが見えてきます。
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『タクシードライバー』(1976)
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード、ジョディ・フォスター、ピーター・ボイル
・第29回カンヌ国際映画祭(1976年)パルム・ドール
・第2回ロサンゼルス映画批評家協会賞(1976年)作曲賞
・第19回ブルーリボン賞(1977年)外国映画賞

『イントゥ・ザ・ワイルド』(2007)
~あらすじ~
1990年夏、大学を優秀な成績で卒業したクリストファー・マッカンドレスは、ハーバードのロースクールへの進学も決まり、将来を有望視された22歳の若者だった。ところがある日、周囲に何も告げることなく全てを捨て、彼は姿をくらました。これがクリスの“真実を探す”壮大な旅の始まりだった。最終目的地は、アラスカ。出典:Amazon
監督:ショーン・ペン
出演:エミール・ハーシュ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハート、ジェナ・マローン、ブライアン・ダーカー
・第65回ゴールデングローブ賞(2008年)主題歌賞
『宮本から君へ』(2019)
~あらすじ~
金なし! コネなし! 勝ち目なし! ・・・でも情熱だけは半端ない。熱血営業マン・宮本浩が“絶対に勝たなきゃいけないケンカ”に挑む!
宮本の暑苦しくも切ない生き様を描いた“極限の人間讃歌エンターテイメント”そして、極限の人間讃歌は、極限の愛の物語へ昇華する——
宮本の熱量を、あなたは受け止められるか? 生身の愛を求めない人、お断り!出典:Amazon
監督:真利子哲也
出演:池松壮亮、蒼井優、井浦新、一ノ瀬ワタル、佐藤二朗
映画『ファイト・クラブ』口コミ(見どころ・感想)
映画『ファイト・クラブ』口コミ(見どころ・感想)

どんでん返し映画として有名なので、予備知識なしに見ることえおおすすめします。
~見どころ~
どんでん返し映画として有名なので、予備知識なしに見ることえおおすすめします。
ただ、この主人公で同じような結末を向かえていた映画があったと思うので、個人的に最後の結末は意外なものではありませんでした。
その点は少し残念ですが、結末の解釈は人ぞれぞれ意見が分かれる展開になっていると思います。そういう結末の締め方は好きです。
随所に結末への伏線が隠されているので、回収しながら2回目を見るのも楽しいそうです。
あとは、暴力シーンも多いのでその点も個人的には好みではありません。ファイトクラブなんて広めて何が楽しいんでしょうか。でも、男性には好きな設定なのかもしれないのか・・・。
ただストーリーは面白いですし、狂気なブラピがなかなかカッコよかったと思います。
~感想~
この映画は、平凡なつまらない人生を送る本当の自分とカッコよくて頭のきれる悪である理想の自分という二重人格に主人公が翻弄されてしまうストーリーです。
基本的には本来の自分の目線でストーリーが進みますし、最後まで二重人格であることは語られないので、ここがどんでん返しポイントです。
意見が分かれそうなのは、ラストシーン。
銃口を自分の口に突っ込んで、理想の自分を演じるブラピを殺します。個人的には、なので本来の自分が勝ったということと解釈しているのですが、そのあとのセリフに主人公が「打たれた」と回答しているシーンがあります。という事は、心は理想の自分(ブラピ)なのかなと。
どっちが勝ったのかは明確に語られないので分かりませんが、考えさせられるラストだったと思います。

ピクシーズの「ホエア・イズ・マイ・マインド」。メロディや歌詞も『ファイト・クラブ』を創造できるぐらいかっこいい曲だと思います。
~見どころ~
この作品の見どころは、心理、感情描写など、そこらへんの描写が上手く、誰1人でもどれかのキャラには感情移入できる作品です。
ただそれだけで終わらなく、ミステリー・伏線回収 青春など個人的に自分がこの作品を観たのが、中学生だったのか、この作品の描写に惹かれ、今でも、変わらず「1番」といってもいいぐらい好きな作品です。
この作品は衝撃的な終わり方をしており、この作品は伏線回収を知った後でも、1回目より、新鮮で見られるのも好きなところではあります。
見どころは男のロマンが一杯詰めこめられ、この作品は暴力描写や後味がすっきりしない暗いキャラが多いので、感情移入が出来ないなど『ファイト・クラブ』を勧めない人が多いのですが、個人的にもかなり世間評価も高い作品なので、人生に1回は見てみることを推奨します。
~感想~
『ファイト・クラブ』の感想としては、やはり衝撃な展開や伏線回収と感情移入できるキャラクター達や色々ありますが、ここら辺のイメージが凄いです。
この作品が元になり色々な作品が出てきましたが、その中でも1,2 (もう一つは海外ドラマ)を争うぐらい好きな作品でした。デヴィッドの最高傑作だと思います。
もう一つは主題歌ですね。ピクシーズの「ホエア・イズ・マイ・マインド」。
この曲は海外のベスト主題歌賞も取ってるくらいすごく、メロディや歌詞も『ファイト・クラブ』を創造できるぐらいかっこいい曲だと思います。
総括はこの作品は個人的には何処を取っても素晴らしく、欠点は中盤がだれる、人に勧めずらい以外は個人的には完璧な映画だったと思います。
映画『ファイト・クラブ』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 7.39 | 8.8 | 4.0 | 4.0 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2025年9月17日時点のものです。
映画『ファイト・クラブ』まとめ
映画『ファイト・クラブ』エンタメのまとめ
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