2021-07-08

~あらすじ~
この世界には、人間の世界とは別に、もう1つの世界がある。バケモノの世界だ。
人間界【渋谷】とバケモノ界【渋天街(じゅうてんがい)】。
交わるはずのない2つの世界に生きる、ひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノ。
ある日、少年はバケモノの世界に迷い込み、バケモノ・熊徹(くまてつ)の弟子となり、九太(きゅうた)という名前を授けられる。
その偶然の出会いが、想像を超えた冒険の始まりだった――出典:Amazon
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| 本作(タイトル) | バケモノの子/The Boy and The Beast |
| 公開年 | 2015年 |
| 上映時間/再生時間 | 1時間59分 |
| 監督 | 細田守 |
| キャスト・・・(声優) | 熊徹・・・(役所広司) 九太(少年期)・・・(宮崎あおい) 九太(青年期)・・・(染谷将太) 楓・・・(広瀬すず) 猪王山・・・(山路和弘) 一郎彦(青年期)・・・(宮野真守) 二郎丸(青年期)・・・(山口勝平) 九太の父・・・(長塚圭史) 九太の母・・・(麻生久美子) 一郎彦(少年期)・・・(黒木華) チコ・・・(諸星すみれ) 二郎丸(少年期)・・・(大野百花) 宗師・・・(津川雅彦) 百秋坊・・・(リリー・フランキー) 多々良・・・(大泉洋) ?・・・(谷村美月) 賢者・・・(草村礼子) 賢者・・・(中村正) 賢者・・・(近石真介) |
| 音楽/主題歌 | 高木正勝、北原京子 「Starting Over」 Mr.Children |
| 主な受賞歴 | 第39回日本アカデミー賞(2016年)最優秀アニメーション作品賞 |
| 制作会社/配給元 | スタジオ地図、スタジオカラー 、東京現像所/東宝 |
原作・脚本:細田守
2015年当時、渋谷ヒカリエにて「バケモノの子展」が開催されました。
同時に『時をかける少女』や『サマーウォーズ』『、おおかみこどもの雨と雪』の世界にも触れた、貴重な資料を見たり体感型展示で体験できる展覧会となりました。
バケモノの子展チケットについて。大人・子人・ペア…4種類ありまして、実は絵柄が全て違うのです!(無料鑑賞券はちょっとレア)コンプリートした方、いるかな…? バケモノの子展@ヒカリエは今週日曜日まで! #バケモノの子展 #バケモノの子 pic.twitter.com/oOdWqxv6en
— 株式会社メタモ(METAMO) (@METAMO_NEWS) August 25, 2015
この間♡
バケモノの子展に行って来たよ(≧∇≦)⭐︎楽しかったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー⭐︎
素晴らしすぎる*\(^o^)/*#バケモノの子展#渋谷#ヒカリエ pic.twitter.com/UxdhwwJZva
— ✈️成田麻穂🌸なりまぽなりーちゃん🧚♀️燃えこれ学園🦔🐶😻毎日とっとこなり太郎 (@mahonarita) August 28, 2015
『バケモノの子』の関連作として、細田守監督の初期長編アニメーション映画、『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)を挙げてみました。細田監督作品ならではの明確な「共通点」と、それぞれに込められた深いテーマが存在します。
これらの作品の最大の共通点は、「日常と非日常の融合」、そして「家族や共同体の絆」というテーマが一貫して描かれている点です。
舞台設定において、日本の日常的な風景が非常に丁寧に描かれています。『時をかける少女』では東京の、どこか懐かしい風景や高校生活、『サマーウォーズ』では長野県の上田市周辺の田舎の夏景色、『おおかみこどもの雨と雪』では富山県の山深い里山など、リアルなロケーションが緻密に描かれています。しかし、その日常の中に、突然「タイムリープ」「仮想世界(OZ)での危機」「人狼」といった「非日常(ファンタジー)」が入り込み、物語が展開します。このコントラストが、観客の感情移入を深める要因となっています。
次に、細田監督が繰り返し描くテーマが「家族や共同体の絆」です。
『時をかける少女』は、青春の中で初めて直面する「未来」への選択と、それを支える友人との絆を描きました。
『サマーウォーズ』は、仮想世界と現実世界を股にかけた危機に対し、総勢27名の大家族(陣内家)が一致団結して立ち向かう姿を通じて、「親戚付き合い」や大家族の強さを描き出しました。
『おおかみこどもの雨と雪』は、「母と子」の関係を掘り下げ、人狼の子どもを育てる母親・花が直面する孤独と葛藤、そして無償の愛を描き、母子愛という普遍的なテーマに焦点を当てました。
そして『バケモノの子』は、テーマを「父と子」に移し、血の繋がりがない師弟関係が真の親子となっていく過程を描いています。
これら初期三部作は、監督のオリジナル作品として、その都度、細田監督自身の人生の節目や関心事が反映されてきたという制作秘話があります。『サマーウォーズ』では結婚、『おおかみこどもの雨と雪』では子どもを持つ親としての経験などが、それぞれの作品のテーマ設定に影響を与えています。
制作体制においても、キャラクターデザインに貞本義行氏、脚本に奥寺佐渡子氏という布陣が『おおかみこどもの雨と雪』まで続き、独特の美術と作画、テンポの良い構成で、後のスタジオ地図作品の基礎を築きました。『バケモノの子』で貞本氏・奥寺氏が制作から外れたことは大きな変化でしたが、山下高明氏や高木正勝氏といった細田作品を支えるクリエイターは引き続き参加し、作画の躍動感や音楽の繊細さは継承されています。
これらの共通点とテーマの変遷は、細田監督が「家族や人との繋がり」という普遍的なテーマを、時代や技術の変化を反映させながら、常に新しい切り口で追求し続けていることを示しています。どの作品も観客の心を打ち、世代を超えて愛される理由がここにあります。
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| № | タイトル |
| 1 | 『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』(2005) |
| 2 | 『時をかける少女』(2006) |
| 3 | 『サマーウォーズ』(2009) |
| 4 | 『おおかみこどもの雨と雪』(2012) |
| 5 | 『バケモノの子』(2015)←本作 |
| 6 | 『未来のミライ』(2018) |
| 7 | 『竜とそばかすの姫』(2021) |
『竜とそばかすの姫』予告1【2021年7月16日(金)公開】 東宝MOVIEチャンネル
紺野真琴(仲里依紗)、間宮千昭(石田卓也)、津田功介(板倉光隆)、早川友梨(垣内彩未)
大林宣彦監督。原田知世主演の映画『時をかける少女』(1983)はこちら
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小磯健二(神木隆之介)、篠原夏希(桜庭ななみ)、池沢佳主馬(谷村美月)、陣内由美(仲里依紗)
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~あらすじ~
“おおかみおとこ”と恋に落ちた大学生の花は、やがて人間とおおかみの2つの顔を持つ“おおかみこども”、姉の“雪”と弟の“雨”を生む。そして雪と雨が人前でおおかみにならないよう注意しながら、家族は都会の片隅でひっそりと、しかし幸せに暮らしていた。そんなある日、突然の悲劇が一家を襲う。花は、雪と雨を人目につきにくい田舎で育てるため、山あいの寒村に移住することを決意するが…。出典:TSUTAYA DISCAS
花(宮崎あおい)、おおかみおとこ(大沢たかお)、雪(黒木華)、雨(西井幸人)
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自身の心の闇により白い鯨となった一郎彦と戦い蓮が勝利するシーンが見どころだと思っています。
このことから、白い鯨となった一郎彦は蓮の心の闇を写した鏡であるという解釈ができます。最後に蓮は九十九神となった熊徹が宿る刀を使って鯨を倒します。
熊徹がいたからこそ蓮は自分の闇に打ち勝てたという事を暗示する良いシーンだと思いました。
~感想~
蓮と熊徹が本当の親子のようで、微笑ましかったです。最初は熊徹があまりにも自分勝手で、あまり好きなキャラではないなと思いながら見ていたのですが、だんだんと精神的に成長して行くのを見て好きになりました。
見た目はカッコいい熊徹ですが、蓮に対して素直になれないところはひねくれていて、可愛いです。
最終的に九十九神になってしまったのは少し残念だったけど、蓮の心の中で生き続けているので、物語的には良い終わり方だったと思います。
蓮も人間界に興味を示していましたし、バケモノのだらけの街で暮らすよりかは本当のお父さんと一緒に暮らした方が今後のためにもなるでしょう。
ただ、欲を言えば熊徹と蓮が一緒に生活している所をもっと見ていたかったです。

この作品を一言で表すなら「師弟愛に涙なしでは見られない」です。
また、熊徹の声優には役所広司さんを起用されており渋い声が熊徹のキャラクターと最高にマッチしています。
キャラクターデザインもよくバケモノ界では動物を元にしたキャラクターが多く存在します。そのどれもがカッコよくもあり、可愛くもあるのでどのキャラクターにも感情移入してしまいます。
特におすすめなのはチコちゃんです。近年稀に見る可愛らしいキャラクターです。
~感想~
この作品を一言で表すなら「師弟愛に涙なしでは見られない」です。バケモノの子の見所はたくさんありますが、映像の綺麗さと主人公である九太の成長・自分との葛藤です。
人間界とバケモノ界も映像の綺麗さにより、それぞれの環境に吸い込まれてしまいます。
特に特訓のシーンでは長い年月を感じさせる四季の移り変わりがとても素敵です。九太は強くなりたいという気持ちで熊徹の弟子となります。
お互いの性格は正反対ですが、お互いがお互いを認め合い、それぞれにとってかけがえのない存在になっていく過程も見ていて微笑ましいです。
九太はバケモノ界と人間界を行き来するようになり、人間界で生活することがおおくなっていきます。熊徹は平然を装ってはいますが、内心は寂しかったり心配だったりと複雑な感情が入り混じっています。
そんな中、バケモノ界では宗師後継者を決めるための闘技会が行われており、熊徹は対する猪王山にノックダウン寸前まで追い込まれています。そこへ、九太が登場!
熊徹にとって弟子であり家族でもある九太がそばにいてくれることで、この窮地をひっくり返せるのか!
その後も九太と熊徹には困難が待ち受けます。最後まで目が離せない展開、見終わった後は目に涙が溢れること間違いなしです!
| 評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
| 点数 | 5.49 | 7.7 | 3.6 | 3.63 |
| 評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2025年10月22日時点のものです。
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