・『大統領の陰謀』(1976)は、1972年に米の民主党本部内で盗聴侵入事件に始まった政治スキャンダル(ウォーターゲート事件)を調査したワシントン・ポストの二人のジャーナリストの手記を元にしたドラマ。
・より映画を深堀りするために、理解するために・・・『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2017)→『大統領の陰謀』(1976)→『ザ・シークレットマン』(2017)の順で観ると理解しやすい。
・関連作:『JFK』(1991) 『スポットライト 世紀のスクープ』(2015) 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2017) 『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』(2017)
目次
映画『大統領の陰謀』
~あらすじ~
ウォーターゲート事件の真相を突き止め、ニクソン大統領を失脚にまで到らしめた二人の新聞記者カール・バーンスタインとボブ・ウッドワードの活躍を描いた実話の映画化。根気良く調査を続ける二人の姿と少しずつ事件の概要が判明して行く様はドキュメンタリー・タッチを越えて、政治を題材とした“探偵映画”と言って良いほど面白い。出典:TSUTAYA DISCAS
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映画『大統領の陰謀』予告動画
The President's Men Trailer 1976
映画『大統領の陰謀』配信状況
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映画『大統領の陰謀』監督・キャスト、原作紹介
映画『大統領の陰謀』基本情報
本作(タイトル) | 大統領の陰謀/All the President's Men |
公開年 | 1976年 |
上映時間/再生時間 | 2時間18分 |
監督 | アラン・J・パクラ |
キャスト | カール・バーンスタイン・・・ダスティン・ホフマン ボブ・ウッドワード・・・ロバート・レッドフォード ベン・ブラッドリー・・・ジェイソン・ロバーズ ハリー・M・ローゼンフェルド・・・ジャック・ウォーデン ディープ・スロート・・・ハル・ホルブルック ジュディ・ホバック・・・ジェーン・アレクサンダー ダーディス・・・ネッド・ビーティ ケイ・エディ・・・リンゼイ・クローズ ハワード・シモンズ・・・マーティン・バルサム ポール・リーパー・・・F・マーレイ・エイブラハム ヒュー・スローンの弁護士・・・ジェームズ・カレン ヒュー・スローン・・・スティーヴン・コリンズ |
音楽/主題歌 | デヴィッド・シャイア |
主な受賞歴 | ・第49回アカデミー賞(1977年)助演男優賞/美術賞/脚色賞/音響賞(録音賞) ・第42回ニューヨーク映画批評家協会賞(1976年)作品賞 |
制作会社/配給元 | ワーナー・ブラザース、ウォルター・コブレンツ/ワーナー・ブラザース |
映画『大統領の陰謀』原作紹介
原作:『大統領の陰謀 ニクソンを追いつめた300日』 カール・バーンスタイン、ボブ・ウッドワード
脚本:ウィリアム・ゴールドマン
映画『大統領の陰謀』関連作品
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『JFK』(1991)
~あらすじ~
1963年、11月22日。テキサス州ダラスで第35代大統領のジョン・F・ケネディが凶弾で暗殺され、アメリカ全土を震撼させた。それから2時間もしないうちに、暗殺はオズワルドの単独犯行と発表されるが、そのオズワルドもやがて護送中に射殺される。ウォーレン委員会の一連の調査結果に疑問を抱いたニューオーリンズ州の地方検事ジム・ギャリソンは、真相を解明すべく独自の調査を開始する。だが、謎は謎を呼ぶ。深く、重く、手ごわいパズルに挑むジム・ギャリソン。それはアメリカ合衆国との長い戦いの始まりであり、愛する家族との軋みの始まりでもあった。出典:Amazon
監督:オリバー・ストーン
出演:ケビン・コスナー、シシー・スペイセク、ジョー・ペシ
『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)
~あらすじ~
暗闇にひときわ輝く、希望の光-
2002年1月、米国の新聞『ボストン・グローブ』が、カトリック教会の信じがたい実態を報じた。数十人もの神父による児童への性的虐待を、教会が組織ぐるみで隠蔽してきた衝撃のスキャンダル。その許されざる罪は、なぜ長年黙殺されたのか。
《スポットライト》という名の特集記事を担当する記者たちは、いかにして教会というタブーに切り込み、暗闇の中の真実を探り当てたのだろうか?出典:Amazon
監督:トム・マッカーシー
出演:マーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、リーヴ・シュレイバー、ジョン・スラッテリー
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2017)
~あらすじ~
なぜ、アメリカ政府は、30年もの間、
それをひた隠しにしなければならなかったのか―─。1971年、泥沼化するベトナム戦争。国防総省はベトナム戦争を調査・分析した文書、
通称「ペンタゴン・ペーパーズ」を作成していたが、ある日、その文書が流出し、
ニューヨーク・タイムズが内容の一部をスクープした。
ライバル紙に先を越されたワシントン・ポストのトップでアメリカ主要新聞社史上初の女性発行人キャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)と
編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)は、残りの文書を入手し、全貌を公表しようと奔走する。
政府を敵に回してまで、本当に記事にするのか…報道の自由、信念を懸けた“決断”の時は近づいていた。出典:Amazon
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:メリル・ストリープ、トム・ハンクス、サラ・ポールソン、ボブ・オデンカーク、トレイシー・レッツ
『ザ・シークレットマン』(2017)
~あらすじ~
ある深夜、5人の男がワシントンD.C.の民主党本部に侵入。盗聴器を仕掛けようとしたところを逮捕された。事件の指揮を担当したFBI副長官フェルトは、背後にホワイトハウスの関係者がいると確信。
例え相手が大統領であろうとも、捜査の手を緩める訳にはいかない。しかし長年FBIのトップに君臨したフーバー長官の急死後、長官代理に就任したグレイは、ホワイトハウスの意向を汲み捜査の早期終結を指示する。
このままでは真実が闇に葬られてしまう。捜査を続行し、事件の全容を明らかにするため、フェルトは一世一代の賭けに出る。出典:Amazon
監督:ピーター・ランデズマン
出演:リーアム・ニーソン、ダイアン・レイン、トム・サイズモア, マイカ・モンロー、トニー・ゴールドウィン
『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』(2017)
~あらすじ~
2002年、ジョージ・W・ブッシュ大統領は「大量破壊兵器保持」を理由に、イラク侵攻に踏み切ろうとしていた。新聞社ナイト・リッダーのワシントン支局長ジョン・ウォルコットは部下のジョナサン・ランデー、ウォーレン・ストロベル、そして元従軍記者でジャーナリストのジョー・ギャロウェイに取材を指示、しかし破壊兵器の証拠は見つからず、やがて政府の捏造、情報操作であることを突き止めた。真実を伝えるために批判記事を世に送り出していく4人だが、NYタイムズ、ワシントン・ポストなど大手新聞社は政府の方針を追認、ナイト・リッダーはかつてないほど愛国心が高まった世間の潮流の中で孤立していく。それでも記者たちは大儀なき戦争を止めようと、米兵、イラク市民、家族や恋人の命を危険にさらす政府の嘘を暴こうと奮闘する・・・。出典:Amazon
監督:ロブ・ライナー
出演:ウディ・ハレルソン、ジェームズ・マースデン、トミー・リー・ジョーンズ、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ジェシカ・ビール
映画『大統領の陰謀』口コミ(見どころ・感想)
映画『大統領の陰謀』口コミ(見どころ・感想)

アナログな手段しかない時代に、何もかも手探りで知恵を絞って調査していく様子は、今から見ればじれったいですが・・・。
ウォーターゲート事件を追ったワシントン・ポストの記者の姿を描いた映画です。大統領選を控えた時期に民主党事務所への不法侵入事件が発生しました。
当時のニクソン大統領が再選を図るために仕組まれた組織的な共和党の不正行為を二人の記者が調査に着手します。政府高官(のちにFBI副長官と判明)のディープスロートからの情報を元に、二人の記者は地道な追跡に動き出します。
まだ携帯が無かった時代。
閲覧しか許されないリストを見て暗記し、トイレに駆け込んで書き込むなど、アナログな手段しかない時代に、何もかも手探りで知恵を絞って調査していく様子は、今から見ればじれったいですが、ネタをつかむ必死さが伝わってきます。
不正を暴き出す行為の他にも、二人の記者としての成長ぶりも見どころです。
~感想~
後から元になる本を読みましたが、先に映画を見てからのほうが事件を理解しやすいと思います。
そのくらいウォーターゲート事件から始まるニクソン元大統領の不正事件は組織立っていて、全容の解明が難しいと実感します。
ニクソン元大統領はじめ、共和党員全てが悪いというわけではないのですが、よくもまあ、ここまで不正が入り込んでいたものだと元本では感じました。
それと比較すると映画はまだ幕開けという感じのように思われます。政党が絡んだ組織的な犯行で、そう簡単には謎は解けませんので、名探偵ものの映画と違って、進行がじれったく感じる人もいるかもしれませんが、国のトップに立つ方の犯罪事件なので、このじれったさに却ってリアリティを感じられるのではないでしょうか。
事件を社会の教科書で学んでいるので、事件の大枠は分かりますが、実際はもっと複雑で、解き明かすのも大変だったことと伺えます。
映画『大統領の陰謀』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 6.3 | 8.0 | 3.6 | 3.54 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2022年6月18日時点のものです。
まとめ
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