2022-03-13
POINT
~解説・あらすじ~
「エレファント・マン」の大ヒットによって、ようやく日本でも劇場公開されたリンチの長編デビュー作。消しゴム頭の髪型をした主人公ヘンリーは、女友達メアリー・Xから妊娠した事を告げられる。やむなく結婚を決意するヘンリーだが、生まれてきたのはヒナ鳥のような奇怪な赤ん坊だった。狭いアパートで、赤ん坊の悲鳴にもにた鳴き声が響く中、ノイローゼに耐えかねたメアリーは実家に戻り、ひとり残されたヘンリーは赤ん坊の世話をすることになる……。
| 邦題 | イレイザーヘッド |
|---|---|
| 原題 | Eraserhead |
| 公開年 | 1977年 |
| 上映時間 | 1時間29分 |
| 監督 | デヴィッド・リンチ |
| キャスト | ヘンリー・スペンサー・・・ジャック・ナンス メアリー・エックス・・・シャーロット・スチュアート ミスター・エックス・・・アレン・ジョゼフ ミセス・エックス・・・ジーン・ベイツ アパートに住む女・・・ジュディス・アンナ・ロバーツ ラジエーターの中の少女・・・ローレル・ニア 惑星の男/窓際の男・・・ジャック・フィスク 少女・・・ジェニファー・チェンバース・リンチ |
| 音楽 | デヴィッド・リンチ、ファッツ・ウォーラー、ピーター・アイヴァース |
| 受賞歴 | ― |
| 制作 | デヴィッド・リンチ/東映、コムストック・グループ、アルバトロス |
デヴィッド・リンチ監督の2つの名作、『ツイン・ピークス』(1990〜1991・TV)と『エレファント・マン』(1980)を取り上げます。いくつかの共通点と制作秘話がありますので、紹介します。
不思議なアプローチ: どちらの作品もデヴィッド・リンチの独特なアプローチを反映しており、不可解な出来事や心理的要素が強調されています。これにより、私たちは物語に没頭し、独自の解釈を追求します。
心理的要素: 両作品は主人公の内面や心の葛藤に焦点を当てており、キャラクターの複雑な心情を掘り下げています。これはリンチの作品における重要な要素であり、私たちに深い感銘を与えます。
アートデザイン: デヴィッド・リンチの映画は独特の視覚的スタイルで知られており、『ツイン・ピークス』と『エレファント・マン』も例外ではありません。映画のビジュアル要素は、不気味な雰囲気や視覚的な衝撃を強調し、作品の魅力を高めています。
音楽の重要性: 両作品は音楽にも注意を払っており、音楽が物語やキャラクターに深みを与えています。音楽は感情や雰囲気を強調し、視聴者の心に響きます。
制作秘話: 『ツイン・ピークス』はテレビシリーズとして一世を風靡し、謎解きブームを巻き起こしました。『エレファント・マン』は実在の人物ジョン・メリックに基づいており、特殊メイクアップと演技によって驚異的なリアリズムを実現しました。
以下の作品のDVDパッケージ「画像」をクリックすると、Amazon・楽天で作品詳細等を確認することができます。
~あらすじ~
アメリカ、ワシントン州のカナダ国境に近い田舎町ツイン・ピークスで、女子高生ローラ・パーマーの死体が発見される。
FBIのクーパー捜査官が地元のトルーマン保安官らとともに事件を追ううちに、町の闇が次々と暴かれていく。
そしてクーパーは、赤いカーテンに覆われた部屋の夢を見るようになる・・・。出典:Amazon
監督:デイヴィッド・リンチ
出演:カイル・マクラクラン、マイケル・オントキーン、ハリー・ゴアス、キミー・ロバートソン、マイケル・ホース
『ツイン・ピークス』は、アメリカで放送されたテレビドラマであり、全30話からなるシーズン1と2が制作されました。同作品は、アメリカだけでなく世界中で大きな話題を呼び、多くのファンを獲得しました。また、同作品は2017年にシーズン3が制作されるなど、今でも多くの人々に愛され続けています。
監督:デヴィッド・リンチ
出演:ジョン・ハート、アンソニー・ホプキンス、アン・バンクロフト、フレディ・ジョーンズ
・第34回英国アカデミー賞(1980年)作品賞
・第7回セザール賞(1982年)外国映画賞
『エレファント・マン』は、実在したジョセフ・メリックという男性の半生を描いた作品であり、アカデミー賞において8部門にノミネートされました。リンチ監督にとって初めてのメジャーな映画作品であり、彼の代表作の一つとして高い評価を受けています。
関連作として、『狼の時刻』(1966)、『アリス』(1988)、『Begotten』(1990)、『ロスト・ハイウェイ』(1997) を取り上げます。いくつかの共通点や興味深い制作秘話がありますので、紹介します。
実験的なアプローチ: 伝統的な映画の形式に挑戦し、実験的なアプローチを取っています。映像、音楽、ストーリーテリングの面で新たな可能性を追求し、観客を驚かせます。
映像美学の探求: どの映画も独自の映像美学を持っており、映像を駆使して感情やメッセージを伝えます。特に『Begotten』は、その映像美学が印象的で、視覚的に衝撃的な作品として知られています。
音楽の役割: 音楽を効果的に活用しており、物語の雰囲気や感情を補完しています。音楽は観客の感情に深い共鳴を呼び起こし、映画の印象を強化します。
精神的・哲学的要素:深い精神的や哲学的要素を含んでおり、観客に考えさせる要素を提供しています。これらの映画は単なるエンターテインメントを超え、芸術としての側面を追求しています。
制作秘話: 『Begotten』は特にその制作秘話が注目されており、監督エ・エリアス・メリアが非常に限られた予算とリソースで映画を制作したことが話題となっています。その結果、独自の映像美学を追求しました。
カルト的な人気: これらの映画はカルト的なファンベースを持っており、一部の映画愛好家にとっては欠かせない作品となっています。その非伝統的なアプローチや独自性が、カルト的な魅力となっています。
以下の作品のDVDパッケージ「画像」をクリックすると、Amazon・楽天で作品詳細等を確認することができます。
~あらすじ~
北海の小島に暮らす有名な画家のユーハンは、穏やかな妻アルマと静かな日々を送っていたが、昔の愛人ヴェロニカを忘れられず思い悩んでいた。ある日、島の古い館に住む男爵家の晩餐に招待された。ヴェロニカを知る男爵家の人々の奇妙な雰囲気と重々しさに、ユーハンは次第に正気を失っていき、幻覚にとらわれるようになる。夫を愛するアルマもまた悩み苦しむが……。出典:Amazon
監督:イングマール・ベルイマン
出演:マックス・フォン・シドー、リヴ・ウルマン、イングリット・チューリン
『狼の時刻』は、イングマール・ベルイマン監督によるスウェーデン映画であり、人間の内面を描いた傑作です。
監督:ヤン・シュヴァンクマイエル
出演:クリスティーナ・コホウトヴァー、ヤン・シュヴァンクマイエル、ルイス・キャロル
『アリス』は、チェコ出身の監督ヤン・シュヴァンクマイエルによるチェコ映画であり、ルイス・キャロルの小説『不思議の国のアリス』をモチーフにした独特な世界観が特徴的です。
Begottenは、E・エリアス・マーヒッジによって書かれ、制作され、編集され、監督された1989年のアメリカの実験的ホラー映画。
監督:E・エリアス・マーヒッジ
出演:ライアン・サルスバーグ、ドナ・デンプシー、スティーブン・チャールズ・バリー
『Begotten』は、E・E・カミングズやフランツ・カフカなどの文学作品からインスピレーションを得たエドマンド・エントン監督によるアメリカ映画であり、超現実的な映像表現が特徴的です。
~あらすじ~
妻レネエと平凡な生活を送る、サックス奏者のフレッド。ところがある日、ディック・ロランドは死んだ、と誰かがインターフォンで謎のメッセージを告げた。やがて一本のビデオ・テープが届く。そこには、妻をバラバラに切り刻む彼の姿が写っていた……。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:デイヴィッド・リンチ
出演:ビル・プルマン、パトリシア・アークエット
『ロスト・ハイウェイ』は、デヴィッド・リンチ監督によるアメリカ映画であり、人間が入れ替わるというストーリーが描かれています。リンチ監督独特の映像表現や音楽による独特の雰囲気が特徴的であり、多くのファンを獲得しました。
映画『イレイザーヘッド』口コミ(見どころ・感想)
映画『イレイザーヘッド』口コミ(見どころ・感想)
映画『イレイザーヘッド』評価は?