・『マーズ・アタック!』(1996)は、作品、ティム・バートン監督の好き・嫌いが出てくる作品と言えよう。同年に、SF映画『インデペンデンス・デイ』(1996)も劇場公開された。
・映画『世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す』『宇宙戦争』などもオマージュとして反映されている。
・ティム・バートン監督はゴジラ好き!過去、特撮『ゴジラ』シリーズからオマージュされている。
『マーズ・アタック!』オマージュ作品: 『宇宙戦争』(1953)『世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す』(1956) 『インデペンデンス・デイ』(1996)
映画『マーズ・アタック!』あらすじ・動画
映画『マーズ・アタック!』あらすじ
~あらすじ~
ハッブル宇宙望遠鏡が、円盤の大編隊を確認!慌てたデイル大統領は、スタッフを召集。友好的だと判明すると、ネバダ州の砂漠でついに火星人と対面することに。世紀の瞬間をテレビ中継で見守る人々。だが火星人はレーザー兵器で人々を虐殺し始めた!奇才ティム・バートンが贈る、笑い連続の地球侵略映画。出典:DMM 宅配レンタル
映画『マーズ・アタック!』予告動画
“Mars Attacks!” – (1996) Movie Trailer
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映画『マーズ・アタック!』監督・キャスト、原作紹介
映画『マーズ・アタック!』基本情報
本作(タイトル) | マーズ・アタック!/Mars Attacks! |
公開年 | 1996年 |
上映時間/再生時間 | 1時間45分 |
監督 | ティム・バートン |
キャスト | ジェームズ・デイル大統領/アート・ランド・・・ジャック・ニコルソン マーシャル・デイル・・・グレン・クローズ タフィー・デイル(大統領の娘)・・・ナタリー・ポートマン バーバラ・ランド・・・アネット・ベニング 大統領報道官ジェリー・ロス・・・マーティン・ショート デッカー将軍・・・ロッド・スタイガー ケイシー将軍・・・ポール・ウィンフィールド ドナルド・ケスラー教授・・・ピアース・ブロスナン ナタリー・ウェスト・・・サラ・ジェシカ・パーカー ジェイソン・ストーン・・・マイケル・J・フォックス バイロン・ウィリアムズ・・・ジム・ブラウン バイロンの前妻ルイーズ・・・パム・グリアー ギャンブラー・・・ダニー・デヴィート 歌手(本人役)・・・トム・ジョーンズ モーリス仏大統領・・・バーベット・シュローダー 火星人を解剖する博士・・・J・ケネス・キャンベル テキサスの投資家・・・ランス・ハワード 火星美女・・・リサ・マリー シャローナ(ビリーの恋人)・・・クリスティナ・アップルゲイト リッチー・ノリス・・・ルーカス・ハース リッチーの父親・・・ジョー・ドン・ベイカー ビリー・グレン・ノリス(リッチーの兄)・・・ジャック・ブラック フローレンス・ノリス(リッチーの祖母)・・・シルヴィア・シドニー ミッチ(大統領護衛官)・・・ブライアン・ヘイリー |
音楽 | ダニー・エルフマン |
主な受賞歴 | ― |
制作会社/配給元 | ティム・バートン、ラリー・J・フランコ 、ポール・ディーソン 、ワーナー・ブラザース/ワーナー・ブラザース |
映画『マーズ・アタック!』原作紹介
原案:アメリカのトップス社から発売されたトレーディングカード「マーズ・アタック」から
脚本:ジョナサン・ジェムズ
『マーズ・アタック!』の原作カードのあらすじをさっきから読んでいる。火星人が地球に責めてきて暴虐の限りを尽くす前半しか知らなかったが、最終的に火星に原爆落として陸軍送って全ての街を破壊して文明滅ぼして火星も爆破してハッピーエンドやったんやね pic.twitter.com/1FmpVjfoUt
— A.M.サトウジョモフ(アゾツィアーレ) (@ArkadySatojomov) September 19, 2020
2021年の海外大ニュースはこれでしょ!
火星にヘリコプターが降り立った!?
4度目のフライトに成功した火星ヘリコプター「インジェニュイティ」
火星の空で飛行可能だと十分に証明できたので、ここからはローバーの走行ルートを偵察する役目を果たします。
火星ローバー「パーサヴィアランス」はこれから本格的に生命の痕跡を探しにいきます。
pic.twitter.com/XEaE7rmqn7— Takuro Daimaru|大丸拓郎 (@takurodaimaru) May 3, 2021
映画『マーズ・アタック!』関連作品 ~オマージュはここから~
今回は「宇宙からの侵略者」をテーマにした3本の映画を取り上げてみたいと思います。
『マーズ・アタック!』のオマージュ作品として、 『宇宙戦争』(1953)『世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す』(1956) 『インデペンデンス・デイ』(1996)です。
これら3本の映画は、それぞれ時代や技術が異なりますが、共通する点や制作秘話などを紹介していきます。
まずは 『宇宙戦争』(1953)です。
この映画はH.G.ウェルズの同名小説を原作としており、火星人が地球に侵攻してくるというストーリーです。火星人の乗る三脚型の戦闘機や熱線兵器などは原作に忠実に再現されていますが、舞台は1890年代のイギリスから1950年代のアメリカに変更されています。また、火星人が地球に到達する方法も原作では宇宙船で飛来するのに対し、映画では隕石として落下するという設定になっています。これは当時の科学知識や技術水準に合わせた変更だったと言われています。
『宇宙戦争』の特徴は特殊効果にあります。火星人の戦闘機や熱線兵器などはミニチュアやアニメーションで表現されており、当時としては非常に高度な技術が用いられています。特に有名なシーンはロサンゼルス市街地での戦闘シーンで、火星人の戦闘機がビルや橋を破壊し、人々をパニックに陥れる様子が迫力満点に描かれています。このシーンは実際のロケーションとミニチュアを合成したもので、火星人の戦闘機は磁力で浮かせて動かしたという工夫がされています。
次に『世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す』(1956) です。
この映画はUFO研究家のドナルド・キーホーの著述を元にした侵略もので、空飛ぶ円盤に乗った異星人が地球に交渉を求めてくるというストーリーです。主人公は宇宙線観測所の責任者であるマービン博士とその妻キャロルで、彼らは異星人との対話を試みますが、政府や軍の反応は冷淡で、やがて全面戦争に発展してしまいます。異星人はワシントンD.C.やパリなどの都市を攻撃し、有名な建造物を破壊していきます。
『世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す』の特徴は、特殊効果師レイ・ハリーハウゼンが手掛けた空飛ぶ円盤や異星人のロボットです。空飛ぶ円盤は金属製のモデルで、回転しながら飛ぶ様子が表現されています。異星人のロボットはアニメーションで動かされており、人間との格闘シーンなどでは迫真の演技が見られます。また、都市や建造物の破壊シーンではミニチュアや合成技術が用いられており、当時としては画期的なものでした。
最後に『インデペンデンス・デイ』(1996) です。
この映画は7月4日のアメリカ独立記念日を舞台にした大作SF映画で、巨大な宇宙船に乗った異星人が地球に侵攻してくるというストーリーです。主人公は空軍パイロットのスティーブとコンピュータ天才のデヴィッドで、彼らは大統領や科学者などと協力して異星人に対抗します。異星人は宇宙船から放つ光線でニューヨークやロサンゼルスなどの都市を一瞬で吹き飛ばし、人類を絶望に陥れます。
『インデペンデンス・デイ』の特徴はCGIやミニチュアなどを駆使した迫力ある映像です。特に有名なシーンはホワイトハウスが光線で爆発するシーンで、これはCGIではなくミニチュアを使って撮影されたものです。また、宇宙船や戦闘機などの空中戦もCGIと実写を組み合わせて作られており、当時としては最先端の技術が用いられました。
『マーズ・アタック!』は、SFながらもブラックユーモアを交えた作風になっていますが、ブラックユーモア系統の映画ですと『プラン9・フロム・アウタースペース』(1959)『アタック・オブ・ザ・キラートマト』(1978)などがあります。こちらも作風で「好き」「嫌いか」が出てきそうですね。果たして、映画感覚に合うかどうか!?「観る」「観ない」あなたにお任せします。
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『宇宙戦争』(1953)
監督 : バイロン・ハスキン
出演 : ジーン・バリー、アン・ロビンス、 レス・トレメイン
『マーズ・アタック!』は、スピルバーグ監督の『宇宙戦争』(2005)に影響を与えています。
『世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す』(1956)
~あらすじ~
打ち上げた観測衛星が撃ち落とされる事件が発生。やがて謎の円盤が飛来。
応戦した軍は、円盤の破壊光線の前に壊滅してしまう。円盤人と接触したマービン博士は、彼らの母星が崩壊し移住先に地球を選んだことを知る。
円盤の推進力、磁場を遮る兵器の開発が始まるが、その完成を前に円盤人の総攻撃が始まった。出典:Amazon
監督:フレッド・F・シアーズ
出演:ヒュー・マーロウ、ジョーン・テイラー、ドナルド・カーティス
「空飛ぶ円盤」は、ここから来たのか!(そのようなものだと思ってました。)
『インデペンデンス・デイ』(1996)
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ウィル・スミス、ビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラム
・第69回アカデミー賞(1997年)視覚効果賞
『マーズ・アタック!』と同時期に、『インデペンデンス・デイ』=ID4(※)も劇場公開されました。ID4は、7月2日からアメリカの独立記念日の7月4日にかけて起こる、アメリカ人VS宇宙人を描いた作品。『マーズ・アタック!』の火星人は、逃げないで。我々は友達。」と連呼しているのに対し、ID4は、宇宙人がわざわざ侵略を公言しているところに、違いがあります。
※ID4=アメリカの独立記念日(インデペンデンス・デイ)の7月4日
映画『マーズ・アタック!』関連作品 ~『ゴジラ』からのオマージュ~
ティム・バートン監督は、日本の『ゴジラ』シリーズが大好き!
映画『マーズ・アタック!』でも、進撃・攻撃シーンはおろか、宇宙人の弱点を突くシーンなどで流用されています。
詳しくは、下記『怪獣大戦争』(1965)と『ゴジラvsビオランテ』(1989)になります。
ティム・バートン監督は、日本の『ゴジラ』シリーズが大好きなことは有名です。彼は少年時代からゴジラ映画に夢中で、将来はゴジラの役者になりたいと思っていました。実際に『ゴジラvsモスラ』の制作現場を見学しています。彼の作品『シザーハンズ』や『マーズ・アタック』にも、ゴジラへのオマージュやパロディが多く見られます。
今回は、ティム・バートン監督が愛したと言われる特撮映画『怪獣大戦争』(1965)と『ゴジラvsビオランテ』(1989)について、共通する点や制作秘話、役者秘話、データなどを紹介します。
『怪獣大戦争』(1965)は、ゴジラシリーズの第6作目で、初めてカラーで製作された作品です。ゴジラは地球を侵略しようとする宇宙人の手先として登場し、地球側の怪獣キングギドラやモスラと激しい戦闘を繰り広げます。この作品では、ゴジラは完全に悪役として描かれており、人間に対しても容赦ない暴力を振るいます。一方で、地球側の怪獣たちは人間と協力して宇宙人に立ち向かう姿が描かれています。
『怪獣大戦争』の制作秘話ですが、監督は本多猪四郎で、脚本は田中友幸が担当しました。田中友幸は当時東宝のプロデューサーであり、ゴジラシリーズの生みの親とも言われています。田中友幸は、カラー映画にすることで観客に新鮮な驚きを与えるとともに、宇宙人や多数の怪獣を登場させることでスペクタクル感を高めることを目指しました。また、当時アメリカで流行していたUFOや宇宙人に関する話題を取り入れることで、国際的な市場にもアピールすることを考えました。
特技監督は円谷英二が務めましたが、彼はこの作品が最後のゴジラ映画となりました。円谷英二はカラー映画に挑戦することで、怪獣の造形や色彩に工夫を凝らしました。ゴジラは黒っぽい色から灰色に変更されたり、キングギドラは金色に輝く鱗を持つようになったりしました。また、円谷英二はカメラワークや特殊効果にも工夫を加えました。例えば、怪獣同士の戦闘シーンではカメラを動かすことで迫力を出したり、宇宙船やレーザー光線などの特殊効果を多用したりしました。
役者秘話ですが、主人公の星野一郎役に俳優の宝田明が起用されました。宝田明は、当時東宝の看板スターであり、『日本沈没』や『男はつらいよ』などのヒット作に出演していました。宝田明は、ゴジラ映画に出演することに抵抗はなかったと言いますが、撮影中には怪獣の着ぐるみやミニチュアに対して演技することに苦労したと語っています。また、宝田明は、本多猪四郎監督とは以前から親交があり、本多監督からは「お前は俺の息子だ」と言われていたというエピソードがあります。
また、グレン役に俳優のニック・アダムスが起用されました。ニック・アダムスは、アメリカの俳優で、日本での仕事を求めて来日し、東宝と契約しました。彼は、日本語の台詞を覚えて演じたと言われていますが、実際には英語で話していたという証言もあります。撮影では脚本の内容が頭に入っており、動きを合わせるだけで苦労はなかったといいます。本多猪四郎監督は、「非常に勘がよく、演出しやすい俳優だった」と述べています。
一方で『ゴジラvsビオランテ』は、ゴジラシリーズの第17作目で、1984年に製作された『ゴジラ』(第16作目)の続編です。ゴジラは自衛隊や米軍の攻撃を受けながらも日本各地を破壊し、最後に富士山麓で眠りにつきます。その後、ゴジラの細胞を巡って国際的な争奪戦が勃発します。一方で、植物学者の白神博士は、亡くなった娘の細胞とバラの細胞を組み合わせて生命体を作り出しますが、それがゴジラの細胞と反応して巨大な怪獣ビオランテに変貌します。ゴジラとビオランテは対決することになりますが、その裏ではテロリストや工作員が暗躍します。
ティム・バートン監督は、自身の作品にもゴジラやビオランテの影響を受けていると言います。『シザーハンズ』では、主人公が植木をゴジラに似た形に刈り込んだり、『マーズ・アタック』では、宇宙人がゴジラのように都市を破壊したりしています。また、彼は『ゴジラvsビオランテ』のクライマックスでのゴジラとビオランテの対峙を「美しい」と評しています。
『ゴジラvsビオランテ』の 制作秘話ですが、ティム・バートン監督は、1992年に日本を訪れて『ゴジラvsモスラ』の撮影現場を見学した際に、『ゴジラvsビオランテ』の特技監督である川北紘一さんやプロデューサーである田中友幸さんと対面しました。彼は彼らから映画の制作過程や技術的な話を聞き、感動したと言います。また、彼は自分が撮った写真や絵を川北さんや田中さんにプレゼントしました。
役者秘話です。
ティム・バートン監督は、『ゴジラvsビオランテ』に出演した俳優たちにも興味を持っています。特に、主人公の桐島一人博士を演じた三田村邦彦さんや超能力者の三枝未希を演じた小高恵美さんに注目しています。彼は三田村さんの演技力や小高さんの可愛らしさを称賛しました。
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『怪獣大戦争』(1965)
~あらすじ~
宇宙の帝王X星をゆるがすゴジラ・ラドン・キングギドラの大激闘!木星の裏側に発見されたX星は、キングギドラの猛威に壊滅寸前。X星人はゴジラとラドンを円盤で連れ去り、キングギドラを撃退した。だがそれは、侵略の始まりだった…。
地球侵略を目論む異星人。異星人を撃退するための超兵器・Aサイクル光線車。SF的要素が初めてゴジラシリーズに取り入れられ、キングギドラとの再戦に華を添えている。
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監督:本多猪四郎
出演:宝田明、水野久美、ニック・アダムス、沢井桂子、久保明
ゴジラシリーズの第6作目で、日本とアメリカの合作映画。
『ゴジラvsビオランテ』(1989)
~あらすじ~
ついに奴が眠りを覚ました!三原山噴火が呼び覚ますゴジラの脅威。そして科学が生んだ恐怖のバイオ怪獣、ビオランテの出現に人類は?人類の新たな兵器、スーパーX2に勝機はあるのか?やがて両者は本能的にお互いの存在を感じ取り、ついに芦ノ湖で激突。人類の存亡をかけた史上空前の激闘が今、幕を開く!
出典:DMM TV
監督 :大森一樹
出演 :三田村邦彦、沢口靖子、田中好子、小高恵美、高橋幸治、高嶋政伸
ゴジラシリーズの第17作目。
映画『マーズ・アタック!』口コミ(見どころ・感想)
映画『マーズ・アタック!』口コミ(見どころ・感想)
ストーリーの鍵を握ることとなるのが、トレーラーハウスで家族と暮らす青年とおばあちゃんという設定に感激しました。
~見どころ~
とにかく出演者が豪華です。
よくもまぁ、こんなに凄い役者陣が、揃いに揃ったものだとびっくりします。
しかも「えっ、この人がこんな役を!」と驚きの連続です。
「こんな役を!」の驚きは、誠実な役柄が定着している俳優がまさかの悪役を演じたとか、そういったレベルではなく、想像を遥かに超えたものになっています。
大胆すぎるパロディ描写満載でありながら、それでもやはり、壮大なSF映画です。
地球に火星人がやって来て、人類が初めて宇宙人と遭遇する事態の成り行きにハラハラします。
そしてそんな一大事の裏には、政治的策略があったり、これをビジネスチャンスにしようとしたり、古今東西の人間模様があって、それが風刺画みたいな感じで映像化されているのです。
~感想~
一つの映画で、笑いとハラハラを楽しむことができる作品です。
ストーリーの鍵を握ることとなるのが、トレーラーハウスで家族と暮らす青年とおばあちゃんという設定に感激しました。
政治だとかマスコミだとか軍隊だとか、壮大なシーンが続く中、青年がクローズアップされる場面は日常的で、そこだけがなんとなく現実的に見えました。
とはいえ、火星人撃退の秘密兵器は、まさかそんな…という物なのですが、あまりにも意表を突く話の展開に、それすらも偶然の産物だったと思えてくるのです。
何より、地球の存続を救う手がかりを見つけたのが、青年とおばあちゃんだったなんて、強豪相手に弱小チームが勝った試合のような小気味良さを感じました。
SF映画の王道は強い主人公であるという概念を払拭してくれる異色な映画です。
火星人のグリグリした目のキモ可愛いビジュアルは、ティム・バートン監督の風味を感じます。
ティム・バートン監督の「大いなる悪ふざけ」とも言える本作は、B級を超越したチープさが最大の魅力です。
そして、驚くべきは超豪華キャスト。主演のジャック・ニコルソンは二役を演じていますし、マイケル・J・フォックスとサラ・ジェシカ・パーカーのカップル。
大統領夫人はグレン・クローズ、その娘はナタリー・ポートマン。ほかピアーズ・ブロスナン、ダニー・デヴィート、ジャック・ブラックなど、名だたる俳優たちの悪ノリ具合は必見です。
B級映画好きとしては、このくだらなさに最初から最後までニヤニヤしながら見ました。
動きや声もどこか愛らしく、銃や殺し方のセンスはさすがという感じ。
ジャック・ニコルソンの怪演は実に見事で、ノリノリ感が伝わってきます。
しかし本作では、ニコルソンの存在感に引けを取らない個性的なキャラクターを豪華キャストが演じていてお得感満載!特に、若いサラ・ジェシカ・パーカーとピアーズ・ブロスナンのおバカっぷりがツボでした。
映画『マーズ・アタック!』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 5.79 | 6.3 | 3.4 | 3.48 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2023年10月29日時点のものです。
映画『マーズ・アタック!』まとめ
『マーズ・アタック!』鑑賞にあたっては、ティム・バートン監督が、作品が好きか嫌いか別れてしまう作品だと言えよう。「SF、ホラーは好きだけど、ブラックユーモアはちょっと苦手!」という方がいるかもしれない。
そのため「B級作品だ!」とも揶揄する人さえもいるのだが、しかし、その内側ににあるメッセージには、痛烈な皮肉と批判が込められているのだ。
90年代(1996年)の作品だけれども、
火星人VS地球人
人間VSペット(犬!?)
アメリカ移民VSネイティブアメリカン
現代(2020年~2021年)だと、
人間VS新型コロナ
トランプVSバイデン
アメリカVS中国
こんな感じ・・・。
映画『マーズ・アタック!』エンタメのまとめ
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