・『青~chong~』(2001)は、『フラガール』(2006)や『流浪の月』(2022)で知られる李相日監督のデビュー作である。
・『青~chong~』は専門学校「日本映画学校」の卒業制作作品。
・PFFアワード|PFF(ぴあフィルムフェスティバル)2000年でグランプリ等4賞を受賞した。
・『青〜chong〜』関連作品:『Kids Return キッズ・リターン』(1996)『GO』(2001)
・李相日監督作品:『フラガール』(2006)『悪人』(2010)『流浪の月』(2022)
目次
映画『青〜chong〜』
~解説・あらすじ~
『69 sixty nine』の李相日監督が、日本映画学校の卒業制作として自身の体験に基づき撮り上げた、PFFアワード2000グランプリ受賞作。在日朝鮮人という重くなりがちなテーマを、在日3世の少年の葛藤と成長を通しテンポよく描いた青春ストーリー。出典:TSUTAYA DISCAS
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映画『青〜chong〜』予告動画
青〜chong〜
映画『青〜chong〜』配信状況
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映画『青〜chong〜』監督・キャスト、原作紹介
映画『青〜chong〜』基本情報
本作(タイトル) | 青〜chong〜/ao ~chong~ |
公開年 | 1999年 |
上映時間/再生時間 | 54分 |
監督 | 李相日 |
キャスト | 楊大成・・・眞島秀和 趙玄基・・・山本隆司 尹奈美・・・竹本志帆 李青福・・・有山尚宏 大成の父・・・湯澤勉 大成の母・・・金東姫 大成の姉・・・清水由佳 鈴木・・・西川方啓 校長・・・小木曽玲一 野球部監督・・・藤原孝哉 クラスの不良A・・・久保和明 クラスの不良B・・・枦山浩司 クラスの不良C・・・小池直道 地下道の不良D・・・徳永亮太 地下道の不良E・・・八代定治 女教師・・・呉星姫 男教師・・・池慶秀 コンビニ店員・・・越川一彦 斉藤さん・・・斉藤麻美 大宮アナ・・・木村郁世 |
音楽 | 坂本健 |
主な受賞歴 | ・第22回ぴあフィルムフェスティバル(2000年)グランプリ/企画賞(TBS賞)/エンターテイメント賞(レントラックジャパン賞)/音楽賞(TOKYO FM賞) |
制作会社/配給元 | ぴあ |
映画『青〜chong〜』原作紹介
脚本:李相日
映画『青〜chong〜』関連作品
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『Kids Return キッズ・リターン』(1996)
監督:北野武
出演:金子賢、安藤政信、森本レオ、丘みつ子、北京ゲンジ
『Kids Return キッズ・リターン』(1996)はこちらから
『GO』(2001)
監督:行定勲
出演:窪塚洋介、柴咲コウ、大竹しのぶ、山崎努
第25回日本アカデミー賞(2002年)最優秀脚本賞/最優秀監督賞
『GO』(2001)はこちらから
映画『青〜chong〜』関連作品 ~李相日監督作品~
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『フラガール』(2006)
監督:李相日
出演:松雪泰子、豊川悦司、蒼井優、山崎静代、池津祥子
・第30回日本アカデミー賞(2007年)最優秀作品賞/最優秀脚本賞/最優秀監督賞
・第49回ブルーリボン賞(2007年)作品賞
『フラガール』(2006)はこちらから
『悪人』(2010)
~あらすじ~
長崎の外れのさびれた漁村で生まれ育ち、恋人も友人もなく、祖父母と暮らす土木作業員の清水祐一と、佐賀の紳士服量販店に勤め、妹と二人で暮らすアパートと職場を往復するだけの退屈な毎日を送る馬込光代。孤独な魂を抱え偶然出会ったふたりは刹那的に愛し合うが、祐一にはある秘密があった。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:李相日
出演:妻夫木 聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、樹木希林
『流浪の月』(2022)
<ストーリー>
雨の夕方の公園で、びしょ濡れの10歳の家内更紗に傘をさしかけてくれたのは19歳の大学生・佐伯文。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2か月を過ごすことになる。が、ほどなく文は更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後。“傷物にされた被害女児”とその“加害者”という烙印を背負ったまま、更紗と文は再会する。しかし、更紗のそばには婚約者の亮がいた。一方、文のかたわらにもひとりの女性・谷が寄り添っていて…『流浪の月』本予告
監督:李相日
出演 : 広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、趣里、三浦貴大、白鳥玉季、内田也哉子、柄本明
映画『青〜chong〜』口コミ(見どころ・感想)
映画『青〜chong〜』口コミ(見どころ・感想)

在日3世の少年の成長を通して、明るい青春物語としてテンポよくみることが出来る作品になっています。
『スクラップ・ヘブン』や『69 sixty nine』の李相日監督の記念すべきデビュー作品で、時に差別を受けるなどの在日朝鮮人として生きる少年の心の葛藤や苦しみを繊細に描いています。
この作品は、李相日監督が自身の経験から得たものを基に撮影し作り上げており、PFFアワード2000グランプリをみごと受賞しております。
国内における在日朝鮮人の在り方のテーマともすれば暗くなりがちではありますが、山本隆司、眞島秀和、有山尚宏など演技力のある俳優を起用し、主人公の在日3世の少年の成長を通して、明るい青春物語としてテンポよくみることが出来る作品になっています。
様々な経験を通して在日朝鮮人としての自分をちゃんと受け止めて、前向きに生きていこうとする主人公の姿に生きる勇気をもらえますよ。
~感想~
デビュー作にして、PFFで史上初となる4冠受賞という快挙をなしとげた李相日監督のデビュー作で、しかもこの作品が自主製作映画として制作されたというのも信じられません。
それくらい凄い作品だと思います。特に大きな出来事が起こるわけではなく、あくまで平凡な生活のなかで、3人の若者たちが変わらぬ日々を、いろいろ悩み葛藤しながら描かれた内容にとてもリアリティを感じました。そして簡単に青春物語と一言では表現し得ない深いものがあるので、心に響くものがあります。
冒頭の電車に乗ってタイトルが突然出てテーマ曲が流れるシーンも、北野武監督の『キッズリターン』を彷彿とさせるようでとても印象的です。
どちらの映画も、音楽が良いのが共通していると思います。主人公を含む三人の少年役の俳優さんがとても演技が上手くて、完全に在日朝鮮人になりきってるのがより物語のテーマ性をリアルにしています。この作品を観て感じたことは、在日朝鮮人に対する差別に対する批判や、差別とどう対峙して生きていくのかということではなく、様々な行動をするに当たって、在日であるないなしに、すべては自分の気持ちのもち方、いや気持ちそのものが大切なんだということでした。
人として生きていくことの大切さを何か学べたような気がします。
映画『青〜chong〜』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 5.0 | 6.6 | 3.5 | 3.2 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2022年5月1日時点のものです。
まとめ
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