映画『わらの犬』あらすじ、動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2021-10-23

POINT

・『わらの犬』(1971)はサム・ペキンパー監督の作品で、原作はイギリスの作家ゴードン・M・ウィリアムズの『トレンチャー農場の包囲』から。
・『わらの犬』は、サム・ペキンパー監督の長編映画としては初の現代劇でもある。
『わらの犬』(1971)は2011年にリメイク版として公開されている。
・『わらの犬』のように
1970年代には、被害者が加害者に対して過激な暴力で復讐する映画が製作された。そのため「わらの犬症候群」と呼ばれる状況が見られた。
関連作: 『水の中のナイフ』(1962) 『ある戦慄』(1967)
『ゲッタウェイ』(1972) 『戦争のはらわた』(1977)

映画『わらの犬』あらすじ

イギリスの片田舎に越して来た学者夫婦。暴力を否定する夫は周囲の仕打ちにもひたすら耐え続けるが、ある夜、かくまった精神薄弱者に牙をむく村人相手に遂にその怒りを爆発させる……。鬼才サム・ペキンパーが人間の心の闇に眠る暴力を描いた心理サスペンス。

映画『わらの犬』予告動画

映画『わらの犬』基本情報

邦題わらの犬
原題Straw Dogs
公開年1971年
上映時間1時間58分
監督サム・ペキンパー
キャストデイヴィッド・サムナー・・・ダスティン・ホフマン
エイミー・サムナー・・・スーザン・ジョージ
トム・ヘッデン・・・ピーター・ヴォーン
ジョン・ナイルズ・・・ピーター・アーン
ジョン・スコット少佐・・・T・P・マッケンナ
エマ・ヘッデン・・・クロエ・フランクス
チャーリー・ヴェナー・・・デル・ヘニー
クリス(ネズミ男)・・・ジム・ノートン
リダウェイ・・・ドナルド・ウェブスター
ノーマン・スカット・・・ケン・ハッチソン
ジャニス・ヘッデン・・・サリー・トムセット
ボビー・ヘッデン・・・レン・ジョーンズ
バーニー・フード牧師・・・コリン・ウェランド
バーティ・ヘッデン・・・マイケル・マンデル
ヘッデン夫人・・・ジューン・ブラウン
ヘンリー・ナイルズ・・・デヴィッド・ワーナー
音楽ジェリー・フィールディング
受賞歴
制作ダニエル・メルニック、ジェームズ・スワン/20世紀フォックス

映画『わらの犬』関連作品 ~サム・ペキンパー監督の作品~

サム・ペキンパー監督の作品といえば、バイオレンス映画の代表格として知られていますが、その中でも『ゲッタウェイ』と『戦争のはらわた』は特に人気が高く、多くの映画ファンに愛されています。

この二つの作品にはどんな共通点や制作秘話があるのでしょうか?

まず共通点として挙げられるのは、両作品ともペキンパー監督が自分の意思で選んだ作品ではないということです。『ゲッタウェイ』は当初ジョージ・ロイ・ヒル監督がメガホンを取る予定でしたが、主演のスティーブ・マックイーンがペキンパー監督を指名したために交代しました。『戦争のはらわた』はプロデューサーから依頼された作品であり、ペキンパー監督自身はあまり興味がなかったそうです。

しかし、ペキンパー監督は両作品に自分の個性を存分に発揮しました。

『ゲッタウェイ』では銀行強盗をした夫婦が逃亡する過程で繰り広げられるアクションやドラマを見事に演出しました。特に終盤のホテルでの銃撃戦はペキンパー監督の得意とするスローモーションやカット割りを駆使して迫力満点に描きました。また、夫婦の関係も深く掘り下げられており、マックイーンとアリ・マッグローの熱演が光ります。

『戦争のはらわた』では第二次世界大戦末期の東部戦線で戦うドイツ兵たちの姿を描きました。ペキンパー監督は戦争の悲惨さや人間の残酷さを遠慮なく映し出しました。本物の戦車や銃を使って撮影した戦闘シーンは圧巻であり、その後の戦争映画に大きな影響を与えました。また、名誉に執着するシュトランスキー大尉と彼に反発するシュタイナー軍曹との対立も見どころです。

両作品には制作秘話も多くあります。

『ゲッタウェイ』では、マックイーンとマッグローが共演したことで二人の恋愛が始まりました。当時マッグローは映画プロデューサーのロバート・エヴァンスと結婚していましたが、マックイーンとの不倫が発覚して離婚し、その後マックイーンと結婚しました。また、ペキンパー監督は撮影中にアルコールや麻薬に溺れており、スタッフや出演者とのトラブルも多かったそうです。

『戦争のはらわた』では、撮影地のユーゴスラビアで様々な困難に直面しました。まず、現地の政府から撮影許可が下りなかったために、ペキンパー監督は自分で現地に赴いて交渉しました。次に、撮影用の戦車が届かなかったために、ペキンパー監督は自分で現地の軍から借りることにしました。さらに、撮影中にペキンパー監督が心臓発作を起こしたり、主演のジェームズ・コバーンが肺炎に罹ったりするなどのアクシデントもありました。

以上が『ゲッタウェイ』と『戦争のはらわた』の共通点や制作秘話です。両作品ともペキンパー監督のバイオレンス映画の傑作として高く評価されています。読者の皆さんも是非一度ご覧になってみてください。

『ゲッタウェイ』(1972)

~あらすじ~
服役中の銀行強盗のドク・マッコイは、妻に政治家と裏取引させ、予定より早く出所する。
取引の条件は銀行を襲撃すること。
出所後、体よく銀行強盗を成功させたマッコイたちだったが、予想だにしなかった裏切りの連鎖がマッコイを襲う。

出典:Amazon

監督:サム・ペキンパー
出演:スティーブ・マックイーン、ベン・ジョンソン、アリ・マッグロー

『戦争のはらわた』(1977)

~あらすじ~
第二次大戦中、ドイツの敗色が見え始めた1943年、ロシア戦線。ドイツ軍の一中隊を舞台に、人間味ある伍長と冷徹な中隊長との確執、最高の名誉とされた“鉄十字章”をめぐるドロドロの人間模様を、ペキンパーが大迫力で撮り上げた大作。

出典:Yahoo!映画

監督:サム・ペキンパー
出演:ジェームズ・コバーン、マクシミリアン・シェル

映画『わらの犬』口コミ(見どころ・感想)

映画『わらの犬』口コミ(見どころ・感想)

田舎暮らしの現実を見たような気がして、あまり都会を離れたくなくなりました。
~見どころ~ 田舎町の閉塞感が新参者をやり込めたくなるのか、新たに移住してきた人が従前の居住者にいじめられるのは、よくあるような風景かもしれません。
でも、やられたらやり返すしかないというまで追い詰められた主人公(夫)の姿には共感できます。
できることなら暴力は使いたくないのに、使わざるを得ないくらいしつこく絡んでくることはありますよね。
多分、この若者たちが暇で鬱屈しているからだと思いますが。
一番の見どころは、主人公(夫)が急変して武器を持って立ち上がり、家に籠城しながら戦うところ。
プロの軍人やガンマンでもない普通の人が銃を持って立ち上がるところに臨場感があります。それでも妙に離れしているように見えましたが・・・。
これを見ると田舎には住みたくなくなります。
~感想~ 田舎暮らしの現実を見たような気がして、あまり都会を離れたくなくなりました。
都会から田舎へ引っ越した主人公夫婦が、田舎の若者とトラブルになりリンチを受けるのですが、家を取り巻かれて破壊工作を受けたりして、主人公(夫)が対抗します。
サム・ペキンパーが好きで見た映画ですので、暴力とかアクションなどがつき物だとは理解していました。それでも家という狭い空間を砦にして、外の敵と応戦せざるを得ない主人公(夫)に共感して、後半は息を付く暇もないくらいでした。白兵戦、それも砦に籠城した時の応戦の方法、家庭にあるもので戦う方法など。住居を戦場にして戦わざるを得ないために生じる限界点とか、弱点とか、包囲されているような息苦しさとか、再現したくないけど大変為になりました。

映画『わらの犬』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数6.527.53.83.62
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本作品の評価情報は2023年10月29日時点のものです。