『アーヤと魔女』あらすじは? 動画を無料視聴する方法と配信サービスを紹介!

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POINT:
・映画『アーヤと魔女』(2020)はダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説を原作としたスタジオジブリ作品。『アーヤと魔女』は2020年12月30日にNHK総合テレビで放送後、2021年8月27日に劇場公開された。宮﨑駿が企画し、宮崎吾朗が監督を務めた。
・『アーヤと魔女』公開時のキャッチコピーは「わたしはダレの言いなりにもならない。」、「私のどこが、ダメですか?」
・『アーヤと魔女』ジブリ初の3DCGアニメーションであり、NHKとNHKエンタープライズも製作に参加した。
・主人公のアーヤ・ツールは孤児院から魔女のベラ・ヤーガのもとへ引き取られる。アーヤは魔法を学ぶ約束だったが、ベラ・ヤーガにはこき使われ魔法を教わらない。アーヤはベラ・ヤーガへの反撃を企て、物語が展開する・・・。
・『アーヤと魔女』の主題歌は「Don’t disturb me」、エンディングテーマは「あたしの世界征服」。
・関連作:『魔女の宅急便』(1989)『コララインとボタンの魔女』(2009)『クルエラ』(2021)
目次

映画『アーヤと魔女』あらすじ・動画

映画『アーヤと魔女』あらすじ

子どもの家」で育った10歳の少女・アーヤは、なんでも思い通りに、何不自由なく暮らしていた。
そんなアーヤの前にあらわれたのは、ベラ・ヤーガと名乗るド派手な女と、マンドレークという長身男の怪しげな二人組。
アーヤは、彼らの家に引き取られることになる。
「わたしは魔女だよ。あんたをつれてきたのは、手伝いが欲しかったからだ」
「おばさんが私に魔法を教えてくれるなら、おばさんの助手になってあげる」
魔法を教えてもらうことを条件に、ベラ・ヤーガの助手として働き始めるアーヤ。
でも、こき使われるばかりで、ひとつも魔法を教えてもらえない。
生まれてはじめて自分の思い通りにならないことを悟ったアーヤは、魔法の秘密を知る使い魔の黒猫・トーマスの力を借り、反撃を始める・・・・・・!

出典:Amazon

映画『アーヤと魔女』 予告動画

『劇場版 アーヤと魔女』予告

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映画『アーヤと魔女』 無料視聴する方法と配信サービス

映画『アーヤと魔女』 無料視聴する方法

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本作品の配信情報は2024年3月4日時点のものです。
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映画『アーヤと魔女』 監督・声優、原作紹介

映画『アーヤと魔女』 基本情報

本作(タイトル)アーヤと魔女/ Earwig and the Witch
公開年2020年
上映時間/再生時間劇場版1時間23分(1時間22分)
監督宮崎吾朗
キャスト・・・声優(英語吹替)アーヤ・ツール・・・平澤宏々路(テイラー・ペイジ・ヘンダーソン)
ベラ・ヤーガ・・・寺島しのぶ(ヴァネッサ・マーシャル)
マンドレーク・・・豊川悦司(リチャード・E・グラント)
トーマス・・・濱田岳(ダン・スティーヴンス)
アーヤの母親・・・シェリナ・ムナフ(ケイシー・マスグレイヴス)
Mr.ジェンキンス・・・岩崎ひろし(JB・ブラン)
孤児院園長・・・木村有里(パンドラ・コリン)
カスタード・・・齋藤優聖(ローガン・ハンナン)
フィリス・・・鈴木花穏(サマー・ジェンキンス)
サリィ・・・石田さくら(ヴィヴィアン・ラザフォード)
孤児院副園長・・・柊瑠美(アレックス・カルタナ)
音楽/主題歌
主題歌:『あたしの世界征服』 シェリナ・ムナフ
エンディングテーマ:「あたしの世界征服」シェリナ・ムナフ
主な受賞歴
制作会社/配給元スタジオジブリ、NHK、NHKエンタープライズ/東宝

映画『アーヤと魔女』 原作紹介


アーヤと魔女

原作:「アーヤと魔女」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(訳:田中薫子訳、絵:佐竹美保)
脚本:丹羽圭子、郡司絵美

映画『アーヤと魔女』 関連作品

映画『アーヤと魔女』の関連作として、『魔女の宅急便』(1989)『コララインとボタンの魔女』(2009)『クルエラ』(2021)を取り上げます。それら3作品について、共通点や制作秘話などをご紹介してきますよ!

まず共通点ですが、すべて主人公が女性であり、自分の居場所や生き方を探す物語になっています。また、魔女やファッションの面でも共通しています。

それでは、それぞれの作品の特徴や興味深いエピソードを見ていきましょう。

まずは、スタジオジブリの名作『魔女の宅急便』です。この作品は、13歳の少女キキが魔女修行のために街へ旅立ち、宅配業を始める姿を描いたアニメーションです。原作は角野栄子さんの児童文学で、宮崎駿監督が映画化しました。この作品は、スタジオジブリ初の配給収入10億円超えの大ヒット作となりました。また、声優として出演した高山みなみさんは、キキ役が初めての主演だったそうです。

次に、『コララインとボタンの魔女』です。この作品は、新しい家で小さなドアを見つけた少女コララインが、目がボタンの別世界の両親に引き込まれそうになるストップモーション・アニメーションです。原作はニール・ゲイマンさんのファンタジー小説で、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のヘンリー・セリック監督が映画化しました。この作品は、第82回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされました。実は制作には約4年かかったといい、何と18,000個以上のパーツを使ってキャラクターを作った!そうですよ。

最後に、『クルエラ』です。
この作品は、ディズニーの名作『101匹わんちゃん』の悪役クルエラ・ド・ヴィルの若き日を描いた実写映画です。主演はエマ・ストーンで、ファッション界でのし上がろうとするクルエラの野心と狂気を演じました。『クルエラ』は、コロナ禍での公開にもかかわらず、全世界で興行収入2億ドルを突破しました。また、衣装デザインはジェニー・ビーヴァンさんが担当し、130種類以上の衣装を作ったそうです。第94回アカデミー賞(2022年)衣装デザイン賞を受賞しました。

以上が、映画『魔女の宅急便』『コララインとボタンの魔女』『クルエラ』の共通点や制作秘話などでした。これらの作品は、女性の成長や自己表現をテーマにした魅力的な映画です。ぜひ、観てみてください。

 

『魔女の宅急便』(1989)

~あらすじ~
魔女の子は、13歳になると一人前の魔女になるために1年間の修行に出なければなりません。黒猫ジジを連れて父母のもとを旅立ち、海辺の町コリコを修行の場に選んだキキは、親切なパン屋のおかみ・おソノさんのすすめで、唯一使える魔法である、ホウキで空を飛ぶ能力を活かして“お届け屋さん”の仕事を始めます。日々の仕事に励む中で、女子画学生のウルスラや、空を飛ぶことを夢見る少年トンボと友達になり、少しずつ町での生活に慣れていくキキ。しかし、熱を出して仕事を休んだ翌日、キキは自分の空を飛ぶ能力が弱まっていることに気づきます。はたしてキキは“お届け屋さん”の仕事を続け、この町で暮らしていくことが出来るのでしょうか。
出典:Amazon

監督:宮崎駿
出演:高山みなみ、佐久間レイ、戸田恵子、山口勝平、信澤三惠子、加藤治子、関弘子

『魔女の宅急便』(1989)はこちらから

『コララインとボタンの魔女』(2009)

~あらすじ~
11歳の少女コララインは、引っ越したばかりの家で不思議なドアを見つける。
扉の向こうで彼女を待っていたのは、夢のような世界と、何でも願いをかなえてくれるボタンの目をした“別の世界”のママとパパだった。
楽しくて、夜ごとドアを開けるコララインに、別の世界のママは言う。「ずっとここにいて良いのよ。ただ1つ条件があるの。目をボタンにしましょう・・・。」
慌てて元の世界に逃げ帰るコラライン。しかし、家に帰ると、本当の両親が消えてしまっていた―。
出典:Amazon

監督:ヘンリー・セリック
出演:ダコタ・ファニング、キース・デヴィッド、テリー・ハッチャー、ジョン・ホッジマン

『クルエラ』(2021)

~あらすじ~
パンクムーブメントが吹き荒れる70年代のロンドン。親を亡くした少女エステラは、反骨精神と独創的な才能を活かし、ファッション・デザイナーになることを決意。ロンドンで最も有名な百貨店に潜り込む。そんなある日、エステラは伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネスと出会い、ファッショナブルで破壊的かつ復讐心に満ちた“クルエラ”の姿へ染まっていく──。なぜ少女は悪名高き“ヴィラン”<悪役>に変貌したのか?
出典:Amazon

監督:クレイグ・ギレスピー
出演:エマ・ストーン、エマ・トンプソン、ジョエル・フライ、ポール・ウォルター・ハウザー、ジョン・マックレア

・第94回アカデミー賞(2022年)衣装デザイン賞

映画『アーヤと魔女』 口コミ(見どころ・感想)

映画『アーヤと魔女』 口コミ(見どころ・感想)

女性カラー03

この映画『アーヤと魔女』は、CGだけで作られていて、今までのおなじみのヒロインのイメージを大きく変えた印象があります。

今回の作品は、宮崎駿監督の息子である宮崎吾朗氏が監督を務めており、制作されました。

個人的な感想としては、従来のジブリ作品の良さを控えめに残しつつ、ハイクオリティーのCG映像で新しい雰囲気を取り入れている点に注目です。

また、これまでのヒロイン像に固定された清楚なイメージを打ち砕き、現代社会に合った新しいヒロイン像が形成されていると感じました。

声優については、今作品では普段声優をしている方々が多く起用されており、全体として非常にしっかりとした演技が印象的です。

一方、マイナスポイントとしては、特に宮崎駿監督の作品を重要視する人にとっては、フルCGという点が気になるかもしれません。

CGであるからこそ「手間を省いている」というイメージがあるかもしれませんが、実際にCG制作には「かなりの手間がかかる」ことも理解されるべきです。

かつてのPlayStationや任天堂64などの家庭用ゲーム機が登場した時期や、テレビゲームが3D:CG映像に移行した時期について考えてみると、当時のゲーム映像は、現代の技術を用いれば(手描きアニメよりも)比較的スムーズに再現できると推測されます。

しかし、現在求められている非常にリアルなグラフィック映像は、手描きアニメよりも制作に手間がかかる側面があることを覚えておくべきでしょう・・・。

一般的なイメージとして、「CGは簡単に作れる」という固定観念が、依然として存在していることも考慮すべき点です。

『アーヤと魔女』では、魔法使いがテーマになっており、箒に乗って飛ぶシーンがなく、広大なスケールの背景が非常に少ないため、閉鎖的な印象を受けます。小学校低学年の7歳や8歳の子どもたちが理解しやすいように構成されているかと思います。

そのため、10代以上の視聴者にとっては「ストーリーに深みが足りないように感じるかもしれません。」

例えば、過去の作品では『となりのトトロ』『崖の上のポニョ』のように、シンプルな構成になっているかもしれません。

なお、作品内で用語なのですが、「孤児」や「里親」「養子」といった言葉が一切登場しないように配慮されています。それでも、見かけによらず、大人でも理解が難しい部分に関しては補足説明が行われています。

また、主人公が頭脳戦略を駆使し、奥深い話術を使う場面もありますし、大人が一度観ただけでは気づきにくい箇所がいくつかあります。

例えば、小説ではレベルアップする要因がアーヤに関係していることが描かれているのに、映画の1回の鑑賞では「小説がどのように飛躍したのか」がよく理解できないかもしれません。

「魔法の精製のシーン」を観察してみてくださいね。

魔法陣やポーションなどのイメージを通して表現される精製作業ですが、迫力不足かな・・・。薬草や小動物の一部を使って、ペースト状の魔法具を作る様子があるのです。

しかしながら、実は「西洋魔術」には地味な作業が多いのが一般的なのです(このような現実的な要素も含まれているんですよ)。

あと、物語の中で一番印象が悪いとされる箇所!!悪い魔女ベラ・ヤーガが養女アーヤを酷使する場面です。

まあ、幼い子供に対する虐待として描かれ、暴言や叩く場面が登場します。

(金曜ロードショーとかで、)放送された際には、アーヤが叩かれた瞬間をカットされる!?保護者としては、幼い子供にこのようなシーンを見せるべきかどうか、自己判断が求められるでしょうね。

「魔法の世界において普通の人々はどのように魔法を受け入れているのか」「社会的背景はどうなっているのか」「主人公の能力が本当に魔法なのか」」「それをどのように行使しているのか」「12人のキャラクターの全貌がまだ見えない・・・」

いろいろあるのですが、物語の中でアーヤの成長や周囲の様子を見ているうちに、疑問や不安が膨らんでいくかもしれません。

(ごめんなさい、正直なとこ、大人びたぶりっ子が奇妙な大人に魅力を感じない主人公の物語って感じなので、原作を読んでいないと、作品全体を楽しむのが難しいかもしれません。)

 

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「あなたの魅力的なところには魔法を使わなくても、それで充分ですよ。」そのように受け取ってもらえるなら良いですね。

この意見は、映画『アーヤと魔女』に対する批判を予想してのアプローチなのでしょうか?!ジブリ作品を改めて見直してから、こんな意見が出てきてしまうと、う~ん・・・、なんだか切ない気持ちになります。

3DCGがジブリらしくないということは、制作者側ももちろん理解していたでしょうから、「新しい試み」として何らかの意図や意志があるのだろうと思います。

自分たちの領域を離れて新しいことに挑戦するなら、他の部分で何かしら際立ったものを見せてほしかったなと思います。

特に想像力に乏しく、ストーリーも平凡で、特段の感動もなく、結末があまりにも突然でした。

3DCGに転換したとはいえ、キャラクターの表情が多少豊かに感じられるなど、何か印象に残るところがあればよかったのですが…。

ジブリ作品の共通した魅力は、繊細で美しいアニメーションだけでなく、子供向けであっても大人が楽しめる要素が多く含まれていたと思います。

もちろん、それは非常に難しいことだと理解していますが、ジブリの誇りとアイデンティティがそこにあると考えていたのですが・・・。

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映画自体はあまり面白くありません。

映像には文句がありませんが、ストーリーや伏線、世界観の描写に欠点があります。作品として独立しておらず、テーマに関わらず演出やシナリオには大きな問題があります。

予想通り、この作品は私が「面白くないな~」と感じた作品でした。

しかし、これはおそらく『ジブリ映画』の枠にはまってしまっているからだと思います。

ジブリとして見ると、見直すと面白いかもしれませんが、ジブリとしての期待を抱かずに見直すと、新しい発見があるかもしれません。

主人公が努力して成長していく物語でもなく、他のキャラクターと協力して困難に立ち向かう物語でもないため、少々異なる感覚を楽しむことができます。

独自の世界観が描かれておらず、主に家の中で展開される話です。

しかしこのような頭の切れる女性は実際に存在し、どこかリアリティを感じます。

将来、主人公は社会や世間で試練を乗り越えることになるでしょうが、この作品は主に主人公の視点、つまり子どもの視点で周囲の人々との関わりを楽しむ体験を描いています。

そのため、子どもたちからの評価は高いかもしれません。

主人公にとっては、12人の魔女や母親の正体などはどうでも良く、楽しい時間を過ごすことが大切です。

ですので、主人公は思春期に差し掛かると、葛藤や挫折を経験することになるでしょう。

思春期の時期には、誰でもそう感じることがあるんですよね。

この映画の音楽は、本当に好きで、最初からロックのリズムで心を捉えられますね…

女性カラー04

宮崎吾郎監督と宮崎駿の公式サイトでのコメントに寄りますが、アーヤの機転を利かせて大人を操作する姿は、現代の子供にとって必要なものだ、とあります。

昔はそういった機転を持っていたけれど、今は失いつつあるとのこと。

彼女は困難な状況にあっても、決して諦めることなく立ち向かい続けます。自ら行動を起こして、魔法を学ぼうとしています。

彼女は相手を喜ばせる行動を身につけることで、相手に変わるように仕向けたりはせず、自分から変わろうとします。

アーヤと関わることで、大人は良い気分になれるのだそうです。

彼女は特に成長をしているわけではないけれど、その強さを変わらずに保っています。

どこにいても同じ強さを持っているところが彼女の特長なのです。

例えば、『千と千尋の神隠し』の千尋は、ハクからおにぎりをもらい、涙を流してしまう場面ありましたね。

本作でも、希望を失った時に現れるシーンがあります。

でもアーヤは、強く見つめるけれど、泣かなかったのです。彼女は忍耐力があり、野心的で臨機応変です。

ただ耐えるだけではなく、相手にアピールしたり、新たな解決策を模索します。これは、過去を生き抜いた人々のようなタフさです。

今のような環境では、自分の目標を見つけて耐え忍び、これに打ち勝つ力は、現代の人々には欠けているかもしれません。

彼女の性格や表情は、飾り気がなく、親しみを感じさせました。

むしろ、ジブリの作品で1番好きなキャラになりました。

これまでのジブリのヒロインたちは純粋で良い子ばかりだったので、アーヤのように人間らしいキャラクターが新鮮でした。

アーヤが魔女家で受ける扱いが酷すぎて、かわいそうに思ってしまうので、そのやや一風変わった性格が見え隠れし、どこか寂しげで愛らしく映りました。

映画の中で、主人公のアーヤが園長先生に惚れてしまったというシーンにとても驚いたのです。

園長先生の写真を後ろにちょこんと飾ったり、鏡に友達との写真を貼ったりしている姿を見て、本当に心から先生を愛していることに気付きました。そんなアーヤの姿がとても可愛らしかったです。

アーヤが変顔をして笑わせる場面もあり、つい笑ってしまいました。

男性カラー04

事前の口コミで駄作だと知っていたので、期待をしていなかったのですが、実際に観てみると予想以上に良かったです。

ただ、12人の魔女が一体何者なのか、その点は理解できませんでした!?

結末が中途半端で残念な部分もありましたが、それ以外は普通に楽しめる作品でした。

この映画は特に冒険的な要素もなく、物語も浅い部分がありますが、一つ大切なメッセージがあります。

それは、「どんな状況でも希望を持ち、諦めないこと。」

そうすればいつか報われる日が来るという意味合いがあります。

個人的には、この映画は「好き」な方向に傾いていました! 物語は、孤児として育った主人公のアーヤが魔女に引き取られ、こき使われるという設定です。

アーヤが受ける扱いはかなり辛い側面もあり、それだけを見ると主人公に同情してしまいそうですが、実際にはアーヤは非常にタフな性格をしています。

普通なら魔女に逆らわず従っているかもしれませんが、アーヤは反撃し、過酷な扱いにも「立ち向かってやる」という強い意志を持っている強い女の子です。

家族を持たずに生きてきた彼女が自らの力だけで新たな家族を築くストーリーは、アーヤの純真さと逞しさを感じさせます。

アーヤの行動があまりにも順調すぎて、「全てはアーヤのコントロール下にある」という少し恐ろしい部分も感じました。

また、本作はジブリ初のCGアニメーションとなっていますが、個人的にはCGが必要だと感じませんでした。

エンドクレジットでアーヤたちのその後がイラストで描かれていますが、どのイラストも本当に可愛くて、「本編も普通のアニメーションで見たかったなぁ」と思ってしまいました。

映画『アーヤと魔女』 評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb
(10点満点)
Filmarks
(5点満点)
Yahoo!映画
(5点満点)
点数6.334.73.12.7
評価サイトの特徴・映画情報/上映中の映画に!
・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い
・海外オンラインデータベース
・Amazon運営
・急成長中! SNSシェア強し
・過去作品、評価も厳しめ!?
・最初に見る。評価甘めかな!?
・Yahoo!運営

本作品の評価情報は2024年3月4日時点のものです。

映画『アーヤと魔女』まとめ

映画『アーヤと魔女』エンタメのまとめ

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