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POINT:
・『インランド・エンパイア』(2006)は、『イレイザーヘッド』 『エレファント・マン』 『マルホランド・ドライブ』で知られる鬼才デビッド・リンチ監督の作品。
・リンチ監督ならではの決まった脚本が用意されず、撮影前日に書かれた脚本を当日朝に出演者らに渡して、撮影されたと逸話があり・・・。リンチの気分で、場当たり的に製作されてきた。そのため2年半も製作期間が及び、資金はカツカツだった。「編集」はあることはあるのだが、照明に気をつかわずに撮影されたデジタルビデオ・カメラの映像やピンぼけもあり・・・。(←ソニーのDSR-PD150で撮影)
・デイヴィッド・リンチ監督作品: 『イレイザーヘッド』(1976) 『エレファント・マン』(1980) 『ロスト・ハイウェイ』(1997) 『ストレイト・ストーリー』(1999) 『マルホランド・ドライブ』(2001) 『ラッキー』(2017)
目次

映画『インランド・エンパイア』あらすじ・動画

映画『インランド・エンパイア』あらすじ

~あらすじ~
女優ニッキーが出演することになった作品は、かつて主演俳優2人が撮影中に死亡したため、撮影が中断されたいわくつきの映画だった。ニッキーは映画の役にのめりこみ、次第に映画と私生活の区別がつかなくなっていき、やがて奇妙な出来事が起こる。

出典:Amazon

映画『インランド・エンパイア』予告動画

映画「インランド・エンパイア」日本版劇場予告

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映画『インランド・エンパイア』無料視聴する方法と配信サービス

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映画『インランド・エンパイア』監督・キャスト、原作紹介

映画『インランド・エンパイア』基本情報

本作(タイトル)インランド・エンパイア/Inland Empire
公開年2006年
上映時間/再生時間2時間59分
監督デヴィッド・リンチ
キャストニッキー・グレイス/スーザン・ブルー・・・ローラ・ダーン
キングスリー・スチュワート・・・ジェレミー・アイアンズ
デヴォン・バーク/ビリー・サイド・・・ジャスティン・セロー
フレディ・ハワード・・・ハリー・ディーン・スタントン
ジャック・ラビット・・・スコット・コフィ
マリリン・レヴェンス・・・ダイアン・ラッド
ドリス・サイド・・・ジュリア・オーモンド
ビジター1・・・グレイス・ザブリスキー
ビジター2・・・メアリー・スティーンバージェン
ジェーン・・・ローラ・ハリング
黄色いドレスの女・・・ナスターシャ・キンスキー
アナウンサー・・・ウィリアム・H・メイシー
ウサギの声・・・ナオミ・ワッツ
ストリートパーソン2・・・裕木奈江
音楽
デヴィッド・リンチ
主な受賞歴・全米批評家協会賞(2007年度)実験的映画賞受賞
制作会社/配給元デヴィッド・リンチ/角川映画

映画『インランド・エンパイア』原作紹介

脚本:デヴィッド・リンチ

映画『インランド・エンパイア』関連作品

デイヴィッド・リンチ監督の映画は、不思議な世界観や謎めいたストーリーで多くのファンを魅了しています。しかし、彼の作品には意外な共通点や制作秘話が隠されていることをご存知でしょうか?

今回は、彼の代表作であるデイヴィッド・リンチ監督作品: 『イレイザーヘッド』(1976) 『エレファント・マン』(1980) 『ロスト・ハイウェイ』(1997) 『ストレイト・ストーリー』(1999) 『マルホランド・ドライブ』(2001) 『ラッキー』(2017)を取り上げます。

『イレイザーヘッド』や『エレファント・マン』については、別記事でも取り上げていますので、ここでは『ロスト・ハイウェイ』『ストレイト・ストーリー』『マルホランド・ドライブ』に加えて、彼が出演した『ラッキー』について、その魅力を探ってみたいと思います。

 

まず、『ロスト・ハイウェイ』です。主人公のフレッドは、妻のレネと幸せに暮らしていましたが、ある日、自宅に届いたビデオテープによって恐怖に陥ります。そのテープには、自分たちの寝室の様子が映っていたのです。やがて、フレッドは妻を殺害した罪で逮捕されますが、刑務所で突然別人に変身してしまいます。彼はピートという名前のメカニックになり、美しい女性アリスと出会いますが、彼女もまたフレッドの妻レネに瓜二つでした。この映画は、「現実」と「幻想」が入り混じった不条理な物語で、私たちを混乱させます。

しかし、この映画には一つの解釈があります。それは、フレッドが自分の罪を認められずに作り上げた妄想だということです。フレッドは妻を殺した後に逃亡しようとしますが、警察に追われて絶望します。その時に見た謎の男が彼にビデオテープを渡し、「あなたは誰でもない」と言います。これはフレッドが自分のアイデンティティを捨てて別人になろうとする心理を表しています。

そして、ピートやアリスはフレッドが理想化した人物であり、彼らの物語もフレッドの願望や後悔を反映しています。
しかし、最後にフレッドは再び自分自身に戻り、「あなたは誰でもない」という声を聞きながら走り去ります。これはフレッドが自分の罪から逃れられないことを示しています。

 

次に、『ストレイト・ストーリー』です。この映画は、実話を基にしており、80歳の老人がライドオン芝刈り機で600マイル(約960キロメートル)もの旅をするという物語です。主演のリチャード・ファーンズワースは、この映画が公開される前に亡くなってしまいましたが、彼の演技は非常に自然で感動的です。また、彼の妹役を演じたシシー・スペイセクも、実際に吃音症を持っていることから、その役にぴったりだったと言われています。

この映画は、リンチ監督が初めてG指定(全年齢対象)の作品を手掛けたことでも話題になりましたが、彼の作品らしさも失われていません。例えば、ライドオン芝刈り機のエンジン音や風景の音楽的な使い方などは、リンチ監督の特徴的な音響表現です。

 

次に、リンチ監督の代表作とも言える『マルホランド・ドライブ』ですが、この映画は元々テレビドラマのパイロット版として制作されたものでした。しかし、テレビ局から不採用となり、その後映画化されることになりました。そのため、映画ではテレビドラマ用に撮影されたシーンと後から追加されたシーンが混在しており、そのせいで物語がより複雑になっています。

主演のナオミ・ワッツとローラ・エレナ・ハリングは、この映画で一躍有名になりましたが、当時はまだ無名だったため、オーディションでは本物の脚本ではなく偽物の脚本を読まされたそうです。また、この映画ではリンチ監督が好きなコーヒーが何度も登場しますが、実は彼自身がプロデュースしたブランド「デイヴィッド・リンチ・シグネチャー・カップ・オーガニック・コーヒー」です( ´艸`)

最後に『ラッキー』です。主演はハリー・ディーン・スタントンです。一匹狼の偏屈老人ラッキーが、風変わりな町の人々ととりとめのない日々を過ごしながら、静かに死と向き合っていく姿をユーモアを織り交ぜて描いた作品です。

本作は、主演のハリー・ディーン・スタントンの遺作となりました。彼は本作の公開からわずか2週間後に91歳で亡くなりました。彼は生涯独身で子供もいなかったことから、本作のラッキーと共通点が多いと言われています。また、ラッキーの友人役として、映画監督のデヴィッド・リンチが出演しています。実際、長きにわたる友人である彼らを当て書きした脚本は哲学的で示唆に富んでおり、彼らの”素”を思わせるやりとりを見ることができます。

本作は第33回インディペンデント・スピリット賞では主演男優賞にノミネートされました。

『ラッキー』は、人生の終わりに向かう老人の姿を描きながらも、決して暗くならずに明るく楽しく生きることの大切さを伝える作品です。ラッキーの言動や表情からは、彼の人生観や哲学が感じられます。また、町の人々との交流からは、彼の孤独さや優しさも見えてきます。本作は、観る者に自分自身や人生について考えさせるきっかけを与えるでしょう。

 

以下の作品のDVDパッケージ「画像」をクリックすると、Amazon・楽天で作品詳細等を確認することができます。

『イレイザーヘッド』(1976)

監督:デイヴィッド・リンチ
出演:ジャック・ナンス、シャーロット・スチュワート、アレン・ジョセフ

『イレイザーヘッド』(1976)はこちらから

『エレファント・マン』(1980)

監督:デヴィッド・リンチ
出演:ジョン・ハート、アンソニー・ホプキンス、アン・バンクロフト、フレディ・ジョーンズ

・第34回英国アカデミー賞(1980年)作品賞
・第7回セザール賞(1982年)外国映画賞

『エレファント・マン』(1980)はこちらから

『ロスト・ハイウェイ』(1997)

~あらすじ~
妻レネエと平凡な生活を送る、サックス奏者のフレッド。ところがある日、ディック・ロランドは死んだ、と誰かがインターフォンで謎のメッセージを告げた。やがて一本のビデオ・テープが届く。そこには、妻をバラバラに切り刻む彼の姿が写っていた……。

出典:TSUTAYA DISCAS

監督:デイヴィッド・リンチ
出演:ビル・プルマン、パトリシア・アークエット

『ストレイト・ストーリー』(1999)

~解説・あらすじ~
1994年にNYタイムズに掲載された実話を基に、「ツイン・ピークス」のデヴィッド・リンチ監督がユーモアとペーソス溢れるタッチで描いた感動作。アメリカ・アイオワ州ローレンスに住む73歳のガンコな老人アルヴィン・ストレイト。ある日、彼のもとに、76歳の兄が心臓発作で倒れたという知らせが入る。10年来仲違いをしていた兄に会うため、アルヴィンは周囲の反対を押し切り、たったひとりで時速8kmのトラクターに乗って旅に出ることを決意する。

出典:TSUTAYA DISCAS

監督:デイヴィッド・リンチ
出演:リチャード・ファーンズワース、シシー・スペイセク、ハリー・ディーン・スタントン、ジェームズ・カダー、ウィリー・ハーカー

『マルホランド・ドライブ』(2001)

監督:デイヴィッド・リンチ
出演:ナオミ・ワッツ、ローラ・エレナ・ハリング、ジャスティン・セロウ、アン・ミラー、ロバート・フォスター

・第54回カンヌ国際映画祭(2001年)監督賞
・第67回ニューヨーク映画批評家協会賞(2001年)作品賞
・第27回セザール賞(2002年)外国映画賞

『マルホランド・ドライブ』(2001)はこちらから

『ラッキー』(2017)

~あらすじ~
90歳の無神論者ラッキー(ハリー・ディーン・スタントン)は、いつものように一人暮らしのアパートで目を覚まし、コーヒー片手にタバコを吸っていた。なじみのバーではカクテルを飲み、常連客たちと変わらぬ時間を過ごす。ある日、彼はふと人生の終えんが近いことを実感し、死について思いを巡らせる。

出典:Yahoo!映画

監督:ジョン・キャロル・リンチ
出演:ハリー・ディーン・スタントン、デヴィッド・リンチ、ロン・リビングストン

映画『インランド・エンパイア』口コミ(見どころ・感想)

映画『インランド・エンパイア』口コミ(見どころ・感想)

不思議の国の迷宮を彷徨いたいあなた、ウサギの後をついて行ってみては?

~見どころ~
鬼才と呼ばれて久しいデビッド・リンチ監督が名作『マルホランド・ドライブ』(2001)後に5年かけて製作したのが、この映画『インランド・エンパイア』。複雑極まりない人間の精神世界の内側へ、観客を連れて行ってくれます。

映画は、まったく異なる3つの物語を交錯させながら進んでいきます。不安を抱える女優、密入国をたくらむ女性、そしてなぜかウサギのかぶり物をしている一家。これらの話はいつかどこかで繋がり合うのか?考えても答えは出ない、自分の脳みそが溶け出していくような感覚を味合えること請け合いです。

このように、なんとも説明不能な映画ですがベネチア映画祭での受賞のほか、世界中で評価された実験的映画です。
不思議の国の迷宮を彷徨いたいあなた、ウサギの後をついて行ってみては?

~感想~
高校生の頃『ツインピークス』にドハマリした私としてはD.リンチ監督の新作を見逃すわけにはいきません。

傑作『マルホランド・ドライブ』から5年も待たされたこと、そしてリンチのお気に入り女優のひとりであり、リンチ・ファンはみんな大好きなL.ダーンが主演ということで、期待は高まりました。

蓋を開けてみたら、期待をはるかに上回るかっこよすぎる映画でした!

前後左右がわからないストーリー展開、暗がりに点滅する灯り、やけに明るい音楽や笑い声の薄気味悪さ、といった既視感のある表現が多数登場。

まさに実家のような安心感。特に娼婦たちが「ロコモーション」で踊るシーンは陶酔する以外にありませんでした。

リンチ・デビューするにはこの映画、ちょっと胃もたれするかもしれません。『マルホランド・ドライブ』が楽しめた方には断然お勧めですよ!

映像と音楽で緻密に作り上げられた非日常、幻想世界へトリップしたい方へ、ぜひおすすめの映画です。

~見どころ~
あるハリウッド女優が、現実世界からじょじょに不可思議で幻想的な世界へと入り込んでいく流れが素晴らしく妖しいです。

彼女の驚きと戸惑いが、細かな表情の変化やちょっとした仕草から見て取れ、それを第三者として観ているはずのこちら側もいつしか引き込まれてシンクロしていきます。

ストーリーが進み、不穏な雰囲気の中、「これ以上見てはいけない」しかし「不思議の向こう側を見てみたい」という、相反する感情、残酷な好奇心の芽生えを彼女と自分の中に見つけます。そう認めてしまうと続く不思議な安堵感の中、それまで暗く霧がかっていた映像が、とっきょ眩しく色彩を放ち、エンディングの女性達の踊りとニーナ・シモンの歌う「シナーマン」とで完璧な融合を果たすのです。

~感想~
彼女の日常が非日常へと変わりゆく様は、最初は不可解で何となく居心地が悪く感じるのですが、しかし不思議と恐怖は感じません。

まさに「夢でも見ているよう」な感覚です。ストーリーが進むにつれ主人公にシンクロしつつ、「受け入れてしまえ」と焦れる自分がいました。

そして極めつけのエンディングで完全に夢の中の住人になれます。この流れが本当に心地よいのです。

それもこれも、映像、演出もさることながら、それを盛り上げる劇中音楽が素晴らしいからですね。
音楽に造詣の深いリンチ監督自ら選曲、作曲をしています。(更には何と歌唱まで!)

できればサントラまで手に入れて、ヘッドフォンで聴いてリンチワールドへ没入していただきたいです。

映像と音楽で緻密に作り上げられた非日常、幻想世界へトリップしたい方へ、ぜひおすすめの映画です。

映画『インランド・エンパイア』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb
(10点満点)
Filmarks
(5点満点)
Yahoo!映画
(5点満点)
点数6.116.83.53.4
評価サイトの特徴・映画情報/上映中の映画に!
・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い
・海外オンラインデータベース
・Amazon運営
・急成長中! SNSシェア強し
・過去作品、評価も厳しめ!?
・最初に見る。評価甘めかな!?
・Yahoo!運営

本作品の評価情報は2023年12月13日時点のものです。

映画『インランド・エンパイア』まとめ

映画『インランド・エンパイア』エンタメのまとめ

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