『インランド・エンパイア』解説いる?動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2022-04-15

POINT

・『インランド・エンパイア』(2006)は、『イレイザーヘッド』 『エレファント・マン』 『マルホランド・ドライブ』で知られる鬼才デビッド・リンチ監督の作品。
・リンチ監督ならではの決まった脚本が用意されず、撮影前日に書かれた脚本を当日朝に出演者らに渡して、撮影されたと逸話があり・・・。リンチの気分で、場当たり的に製作されてきた。そのため
2年半も製作期間が及び、資金はカツカツだった。「
編集」はあることはあるのだが、照明に気をつかわずに撮影されたデジタルビデオ・カメラの映像やピンぼけもあり・・・。(←ソニー
のDSR-PD150で撮影)
・デイヴィッド・リンチ監督作品: 『イレイザーヘッド』(1976) 『エレファント・マン』(1980) 『ロスト・ハイウェイ』(1997) 『ストレイト・ストーリー』(1999) 『マルホランド・ドライブ』(2001) 『ラッキー』(2017)

映画『インランド・エンパイア』あらすじ

女優ニッキーが出演することになった作品は、かつて主演俳優2人が撮影中に死亡したため、撮影が中断されたいわくつきの映画だった。ニッキーは映画の役にのめりこみ、次第に映画と私生活の区別がつかなくなっていき、やがて奇妙な出来事が起こる。

映画『インランド・エンパイア』予告動画

映画『インランド・エンパイア』基本情報

邦題インランド・エンパイア
原題Inland Empire
公開年2006年
上映時間2時間59分
監督デヴィッド・リンチ
キャストニッキー・グレイス/スーザン・ブルー・・・ローラ・ダーン
キングスリー・スチュワート・・・ジェレミー・アイアンズ
デヴォン・バーク/ビリー・サイド・・・ジャスティン・セロー
フレディ・ハワード・・・ハリー・ディーン・スタントン
ジャック・ラビット・・・スコット・コフィ
マリリン・レヴェンス・・・ダイアン・ラッド
ドリス・サイド・・・ジュリア・オーモンド
ビジター1・・・グレイス・ザブリスキー
ビジター2・・・メアリー・スティーンバージェン
ジェーン・・・ローラ・ハリング
黄色いドレスの女・・・ナスターシャ・キンスキー
アナウンサー・・・ウィリアム・H・メイシー
ウサギの声・・・ナオミ・ワッツ
ストリートパーソン2・・・裕木奈江
音楽デヴィッド・リンチ
受賞歴・全米批評家協会賞(
2007年度)実験的映画賞受賞
制作デヴィッド・リンチ/角川映画

関連作品

『イレイザーヘッド』(1976)

監督:ジョン・キャロル・リンチ

キャスト:ハリー・ディーン・スタントン、デヴィッド・リンチ、ロン・リビングストン

『エレファント・マン』(1980)

『ロスト・ハイウェイ』(1997)

妻レネエと平凡な生活を送る、サックス奏者のフレッド。ところがある日、ディック・ロランドは死んだ、と誰かがインターフォンで謎のメッセージを告げた。やがて一本のビデオ・テープが届く。そこには、妻をバラバラに切り刻む彼の姿が写っていた……。
出典:TSUTAYA DISCAS

『ストレイト・ストーリー』(1999)

~解説・あらすじ~
1994年にNYタイムズに掲載された実話を基に、「ツイン・ピークス」のデヴィッド・リンチ監督がユーモアとペーソス溢れるタッチで描いた感動作。アメリカ・アイオワ州ローレンスに住む73歳のガンコな老人アルヴィン・ストレイト。ある日、彼のもとに、76歳の兄が心臓発作で倒れたという知らせが入る。10年来仲違いをしていた兄に会うため、アルヴィンは周囲の反対を押し切り、たったひとりで時速8kmのトラクターに乗って旅に出ることを決意する。
出典:TSUTAYA DISCAS

『マルホランド・ドライブ』(2001)

映画『インランド・エンパイア』口コミ(見どころ・感想)

映画『インランド・エンパイア』口コミ(見どころ・感想)

不思議の国の迷宮を彷徨いたいあなた、ウサギの後をついて行ってみては?
~見どころ~ 鬼才と呼ばれて久しいデビッド・リンチ監督が名作『マルホランド・ドライブ』(2001)後に5年かけて製作したのが、この映画『インランド・エンパイア』。複雑極まりない人間の精神世界の内側へ、観客を連れて行ってくれます。映画は、まったく異なる3つの物語を交錯させながら進んでいきます。不安を抱える女優、密入国をたくらむ女性、そしてなぜかウサギのかぶり物をしている一家。これらの話はいつかどこかで繋がり合うのか?考えても答えは出ない、自分の脳みそが溶け出していくような感覚を味合えること請け合いです。このように、なんとも説明不能な映画ですがベネチア映画祭での受賞のほか、世界中で評価された実験的映画です。 不思議の国の迷宮を彷徨いたいあなた、ウサギの後をついて行ってみては?~感想~ 高校生の頃『ツインピークス』にドハマリした私としてはD.リンチ監督の新作を見逃すわけにはいきません。傑作『マルホランド・ドライブ』から5年も待たされたこと、そしてリンチのお気に入り女優のひとりであり、リンチ・ファンはみんな大好きなL.ダーンが主演ということで、期待は高まりました。蓋を開けてみたら、期待をはるかに上回るかっこよすぎる映画でした!前後左右がわからないストーリー展開、暗がりに点滅する灯り、やけに明るい音楽や笑い声の薄気味悪さ、といった既視感のある表現が多数登場。まさに実家のような安心感。特に娼婦たちが「ロコモーション」で踊るシーンは陶酔する以外にありませんでした。リンチ・デビューするにはこの映画、ちょっと胃もたれするかもしれません。『マルホランド・ドライブ』が楽しめた方には断然お勧めですよ!
映像と音楽で緻密に作り上げられた非日常、幻想世界へトリップしたい方へ、ぜひおすすめの映画です。
~見どころ~ あるハリウッド女優が、現実世界からじょじょに不可思議で幻想的な世界へと入り込んでいく流れが素晴らしく妖しいです。彼女の驚きと戸惑いが、細かな表情の変化やちょっとした仕草から見て取れ、それを第三者として観ているはずのこちら側もいつしか引き込まれてシンクロしていきます。ストーリーが進み、不穏な雰囲気の中、「これ以上見てはいけない」しかし「不思議の向こう側を見てみたい」という、相反する感情、残酷な好奇心の芽生えを彼女と自分の中に見つけます。そう認めてしまうと続く不思議な安堵感の中、それまで暗く霧がかっていた映像が、とっきょ眩しく色彩を放ち、エンディングの女性達の踊りとニーナ・シモンの歌う「シナーマン」とで完璧な融合を果たすのです。~感想~ 彼女の日常が非日常へと変わりゆく様は、最初は不可解で何となく居心地が悪く感じるのですが、しかし不思議と恐怖は感じません。まさに「夢でも見ているよう」な感覚です。ストーリーが進むにつれ主人公にシンクロしつつ、「受け入れてしまえ」と焦れる自分がいました。そして極めつけのエンディングで完全に夢の中の住人になれます。この流れが本当に心地よいのです。それもこれも、映像、演出もさることながら、それを盛り上げる劇中音楽が素晴らしいからですね。 音楽に造詣の深いリンチ監督自ら選曲、作曲をしています。(更には何と歌唱まで!)できればサントラまで手に入れて、ヘッドフォンで聴いてリンチワールドへ没入していただきたいです。映像と音楽で緻密に作り上げられた非日常、幻想世界へトリップしたい方へ、ぜひおすすめの映画です。

映画『インランド・エンパイア』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数6.116.83.53.4
評価サイトの特徴・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い・海外オンラインデータベース ・Amazon運営・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!?・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営
本作品の評価情報は2023年12月13日時点のものです。