・『コーヒー&シガレッツ』(2003)は、ジム・ジャームッシュ監督・脚本を手掛けた11の作品からなるオムニバス映画。
・『コーヒー&シガレッツ』はタイトル通り、登場人物がコーヒーを飲み、煙草を吸いながら・・・とりとめもない会話をし・・・という場面を映し出している。11の作品(各話)には「変な出会い」「双子」「それは命取り」などのタイトルもついていて、登場人物=俳優・女優の名前であるのも特徴的である。
・関連作: 『都会のアリス』(1973) 『さすらい』(1975) 『ダウン・バイ・ロー』(1986) 『パラダイスの夕暮れ』(1986) 『ミステリー・トレイン』(1989) 『ナイト・オン・ザ・プラネット』(1991)
目次
映画『コーヒー&シガレッツ』
~あらすじ~
“コーヒー”と“タバコ”にまつわる愛すべき11のエピソード。コーヒーを飲みながら、タバコを吸いながら、様々な登場人物たちが、どうでも良さそうで、良くない、でもひとクセある会話を繰り広げていく・・・。出典:Amazon
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映画『コーヒー&シガレッツ』予告動画
Coffee and Cigarettes Official Trailer #1
映画『コーヒー&シガレッツ』配信状況
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映画『コーヒー&シガレッツ』監督・キャスト、原作紹介
映画『コーヒー&シガレッツ』基本情報
本作(タイトル) | コーヒー&シガレッツ/Coffee and Cigarettes |
公開年 | 2003年 |
上映時間/再生時間 | 1時間36分 |
監督 | ジム・ジャームッシュ |
キャスト | ロベルト「変な出会い」・・・ロベルト・ベニーニ スティーヴン「変な出会い」・・・スティーヴン・ライト 良い双子「双子」・・・ジョイ・リー 悪い双子「双子」/「ジャック、メグにテスラコイルを見せる」・・・サンキ・リー ウェイター「双子」・・・スティーヴ・ブシェミ イギー「カリフォルニアのどこかで」・・・イギー・ポップ トム「カリフォルニアのどこかで」・・・トム・ウェイツ アレックス「問題なし」・・・アレックス・デスカス イザック「問題なし」・・・イザック・ド・バンコレ ケイト/シェリー「いとこ同士」・・・ケイト・ブランシェット ジャック「ジャック、メグにテスラコイルを見せる」・・・ジャック・ホワイト アルフレッド「いとこ同士?」・・・アルフレッド・モリーナ スティーヴ「いとこ同士?」・・・スティーヴ・クーガン RZA「幻覚」・・・RZA ビル・マーレイ「幻覚」・・・ビル・マーレイ |
音楽/主題歌 | ― |
主な受賞歴 | ― |
制作会社/配給元 | ジェイソン・クリオット、ジョアナ・ヴィセンテ、ジム・スターク、アスミック・エース/アスミック・エース 、フランス映画社 |
映画『コーヒー&シガレッツ』原作紹介
脚本:ジム・ジャームッシュ
映画『コーヒー&シガレッツ』関連作品
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『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(1984)
監督:ジム・ジャームッシュ
出演: ジョン・ルーリー、エスター・バリント、リチャード・エドソン、セシリア・スターク
『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(1984)はこちらから
『ダウン・バイ・ロー』(1986)
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:トム・ウェイツ、ジョン・ルーリー、ロベルト・ベニーニ、ニコレッタ・ブラスキ、エレン・バーキン
『ダウン・バイ・ロー』(1986)はこちらから
『ミステリー・トレイン』(1989)
~あらすじ~
物語は、〔ファー・フロム・ヨコハマ〕〔ア・ゴースト〕〔ロスト・イン・スペース〕と名づけられた3話からなるオムニバスで、それぞれの話の人物たちが、互いに知らないまま、別々に、同じ夜汽車を見、エルビスの〈ブルー・ムーン〉を聞き、そして翌朝1発の銃声を耳にする、ワン・ナイト・ストーリー。出典:Yahoo!映画
監督:ジム・ジャームッシュ
出演: 工藤夕貴、永瀬正敏、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス
・1989年カンヌ国際映画祭最優秀芸術貢献賞受賞
『ナイト・オン・ザ・プラネット』(1991)
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:ウィノナ・ライダー、ジーナ・ローランズ、リサンヌ・フォーク、ベアトリス・ダル、ロベルト・ベニーニ
『ナイト・オン・ザ・プラネット』(1991)はこちらから
『パルプ・フィクション』(1994)
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ジョン・トラヴォルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマンハーヴェイ・カイテ、ルティム・ロス
・第67回アカデミー賞(1995年)脚本賞
・第52回ゴールデングローブ賞(1995年)脚本賞
・第47回カンヌ国際映画祭(1994年)パルム・ドール
・第20回ロサンゼルス映画批評家協会賞(1994年)作品賞/脚本賞
・第10回インディペンデント・スピリット賞(1995年)作品賞/脚本賞
・第48回英国アカデミー賞(1994年)オリジナル脚本賞
・第37回ブルーリボン賞(1995年)外国映画賞
・第60回ニューヨーク映画批評家協会賞(1994年)脚本賞
・第4回MTVムービー・アワード(1995年)作品賞
・第5回ストックホルム国際映画祭(1994年)ブロンズ・ホース賞
『パルプ・フィクション』(1994)はこちらから
映画『コーヒー&シガレッツ』口コミ(見どころ・感想)
映画『コーヒー&シガレッツ』口コミ(見どころ・感想)

ジム・ジャームッシュ映画の中でも独特でクセになるほど中毒性の高いコメディ映画!
監督ジム・ジャームッシュの2003年のアメリカ映画です。
コーヒーと煙草を共に様々な人達が様々な他愛のない会話を繰り広げられるオムニバス映画になっています。ひとつの物語りが10分~15分ほどで11の物語りがあります。
演技派や個性派俳優達、ミュージシャンなど出演者が豪華でそれだけでも見応えがあります。
それぞれの物語りの 会話もユーモアがあり一見内容に意味のない会話にも思えるのですが、さりげなく時代背景や社会を思わせる内容なのかなと感じるところもあり、目が離せなくなるような惹き付けられるものがありました。
他の映画ではなかなかみられないジム・ジャームッシュ独特な内容、演出の映画だと思うのでおすすめしたい映画の1作です。
~感想~
ジム・ジャームッシュ映画の中でも独特でクセになるほど中毒性の高いコメディ映画だと思います。
派手さは特になく会話劇を繰り広げられるオムニバス映画なのですが、様々な豪華出演者の様々なストーリー、会話のやりとりがとても面白く一気に映画に惹き付けられてしまいます。
全編モノクロで撮影されている映像もコーヒーと煙草を共にしている映像にとてもマッチして、よりかっこよくみえます。
今は煙草を吸えるお店も多くはないですし、映画の中であんなに吸っている演出もあまり多くみられないような気がしますので、貴重な映像に思えます。
個性派な出演者ばかりでそれも嬉しいですが、特に個人的にスティーブ・ブシェミが出る回やキャラクターが印象に残っています。

短編集にしては多いなと思っていましたが、見始めたら時間を忘れ、気づいたら一瞬で見終わっていました。
コーヒーと煙草を嗜む人たちの、たわいない会話。たったそれだけなのに、それぞれの会話に引き込まれていく、不思議な体験ができる作品です。
11の短編で、双子やいとこ、親友、恋人、全く知らない人同士などなど、様々な人間関係が、白黒の映像を通して色鮮やかに伝わってきます。
言葉の端々から伝わってくる人と人の関係性や心情に、耳を澄まさずにはいられないし、淡々とした会話だけだからこそ、想像の余地が生まれ、気が付いたらのめりこんでいました。
最近の作品でいうと、濱口竜介監督の「偶然と創造」が好きな方にはぜひ観ていただきたい作品です。
ジム・ジャームッシュ作品は日常の会話を中心としたものが多いですが、この作品は特にその作風の良さが色濃く感じられるものになっています。
~感想~
登場人物たちの嚙み合ってそうで嚙み合ってない、シュールな会話がたまらなくて、何回も繰り返し見たくなってしまいます。
11作品もあって、短編集にしては多いなと思っていましたが、見始めたら時間を忘れ、気づいたら一瞬で見終わっていました。
ワンシチュエーションの会話劇でこれだけ人を惹きつけられるのは、この監督だけなのではないかと思ってしまうほどです。
個人的には双子とカフェ店員の会話がダントツで好きだったのですが、他の人の感想を読んでいると違う話や違う視点で見ていて、見終わった後も振り返りながら楽しめます。
タバコは吸わないけれど、登場人物たちがこの上なく美味しそうに吸うので、不覚にもおいしそうだなと思ってしまいました。
あったかいコーヒー片手に、お家でぬくぬくしながら、至福の時を過ごせました。
映画『コーヒー&シガレッツ』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 6.4 | 9.9 | 7.1 | 3.0 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2022年2月11日時点のものです。
まとめ
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